旬のおすすめ
ボーナスで買いたい「現代の贅沢品」
丸の内にて。ビジネスマン「贅沢」を買う #5
2018.12.14
古くから日本を動かすビジネスマンが集まる丸の内エリア。ビジネス街としてのイメージが強いが、丸ビルが新しくなった2000年初めごろから、平日に働く街から休日も楽しめる街へと雰囲気が大きく様変わりした。スペシャリティーショップが連なり、現代のビジネスマンの心を満たすアイテムがそろう東京の中心地、丸の内。イルミネーションがきらめくストリートを歩きながら、贅沢を味わいに出かけるとしよう。
<Ermenegildo Zegna MARUNOUCHI STORE>
パーソナルスタイリストとともに
極上のスーツを身につける贅沢。
高級服地メーカーとして創業し、現在はラグジュアリーブランドの雄として知られるエルメネジルド ゼニア。今年の秋にオープンした丸の内ストアでは場所柄に合わせて従来のフォーマルウエアの展開はもちろんながら、ブランドの新しいスタイルとしてスポーティーなテイストのアイテムやスニーカーとのコーディネートを積極的に提案している。さらに店内にはバーカウンターが併設されており、ゆっくりとカスタマーアドバイザーのスタイリングアドバイスを受けることもできる。スプマンテなどイタリアンなドリンクで喉を潤しながら、最高級の生地を使ったスーツに袖を通せば、エグゼクティブな気分に浸ることができる。
総裏仕立ての2つボタンスーツは同社が誇る生地「トロフェオ」を使用。深い光沢や色合いを表現しながらも、耐久性と体になじむ柔らかさと伸縮性も併せ持つ。
エルメネジルド ゼニア 丸の内ストア
東京都千代田区丸の内3-2-3
二重橋スクエア1階
☎︎03-5220-0111
営業時間/11:00〜20:00
<J.M. WESTON MARUNOUCHI>
丸の内を舞台に演出する
老舗が魅了する伝統と革新。
1891年にフランスのリモージュで工房を開いて以来、フランス的エレガンスを表現する名靴として名高いジェイエムウエストン。丸の内店のオープンはパリのシャンゼリゼ店に次いでの発表となった、同社の最新コンセプトストアだ。インテリアは数々のメゾンブランドの店舗設計を手がけたジョセフ・ディランの手によるもので、アール・デコ様式を採り入れたエレガントな空間にはシューズのみならず、革小物からバッグまでフルラインでそろう。また同店ではスペシャルオーダーも受注しており、約150種類のレザーからの組み合わせで、贅を尽くしたオリジナルな一足を誂えることも可能だ。
スーツスタイルだけでなくカジュアルにもフィットする#641ゴルフ。リッジウェイソールを採用しており、雨の日でも安心して履くことができるのも人気の理由。別売りのキルトを組み合わせて履くのもおすすめだ。
1946年の登場以来ロングセラーを続けるブランドを代表するモデルである#180シグニチャーローファー。新たに再解釈されたコレクションからのこちらは、アンティークの壁紙から着想を得たライニングが新鮮。
ジェイエムウエストン 丸の内店
東京都千代田区丸の内3-2-3
二重橋スクエア1階
☎︎03-6551-2037
営業時間/11:00〜20:00 無休
Shop Photograph:Yusuke Uchida(MAETTICO)
Still Photograph:Shouichi Muramoto
Styling:Youichi Onishi
Hair&Make-up:Kanae Ito
Text:Shunsuke Hirota
Text & Edit:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)