調べ・見立て

編集長の「見立て」。
男性のスキンケア意識は上がってきている!

2019.01.18

写真・図版 山本 晃弘

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ビジネスマンにとっていちばん大切なのは、仕事ができるかどうかです。ただ、いくら仕事ができたとしても、仕事ぶりがビジネス相手にきちんと伝わっていないようでは意味がありません。そういった意味で、アエラスタイルマガジンは「着こなしへの気配りも仕事」という考え方に基づいて、スーツの選び方や着こなしをお伝えしています。

では、「スキンケア」についてはどうでしょうか。肌の色つやが悪かったり、目のクマなどが目立ったりすると、不健康そうに見えて好感度が下がってしまいます。これについては、アエラスタイルマガジン読者も十分に認識しているようです。「肌がきれいだと好感度が上がると思う?」という質問に、67%が「かなり思う」、26%が「まあ思う」と回答。両者を加えると、スキンケアで好感度が上がると考えている読者は93%にものぼります。

2004年のアメリカ大統領選挙のときのこと。「民主党のジョン・ケリーが共和党のジョージ・W・ブッシュに敗れたのは、公開討論のときのケリー候補の肌つやが悪く、目の下のクマが目立ったからだ」という論評を読んだのを覚えています。もちろん、選挙結果の理由はそれだけではないとは思いますが、スキンケアがそれほど大きなデシジョンさえも左右する場合がある証明と言ってもいいでしょう。

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ストレスのある仕事、残業、飲酒などの理由からか、「肌に疲れや衰えを感じる」と回答した読者は85%と高い数字になりました。一般的に、男性はスキンケアをサボりがち。日焼け止めのケアをせずにゴルフをしたり、出張先で水だけでバシャバシャと洗顔したり。こういった人と、きちんとやっている人とでは、年を取るごとに肌の状態に大きな差が出てきます。

「スキンケアアイテムを日ごろから使用していますか?」という問いに72%がYESと答えているのを見ると、ビジネスマンの美容に対する意識は高まっているようです。ただ、どんなスキンケアアイテムを使っているのかについても、しっかりと見直したほうがいいでしょう。初めてスキンケアを始めた10代のころと、30代40代になったいまとでは、肌の状態はずいぶんと変わっているはず。あのころと同じブランドの同じ商品を使っているとしたら、効果が期待できない場合もあるからです。勇気を出してデパートやドラッグストアの化粧品売り場を訪ねて、プロフェッショナルの見立てに頼ってみることをおすすめします。

プロフィル
山本晃弘(やまもと・てるひろ)
AERA STYLE MAGAZINE編集長

「MEN’S CLUB」「GQ JAPAN」などを経て、2008年に朝日新聞出版の設立に参加。同年、編集長として「アエラスタイルマガジン」をスタートさせる。新聞やWEBなどでファッションとライフスタイルに関するコラムを執筆する傍ら、幅広いブランドのカタログや動画コンテンツの制作を行う。トークイベントで、ビジネスマンや就活生にスーツの着こなしを指南するアドバイザーとしても活動中。2018年には初の執筆書籍「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」を刊行。

Photograph:Tetsuya Niikura (SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa((TABLE ROCK.STUDIO)

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