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先端技術と対極をなすアート
石浦 克、初の展覧会
2019.07.02
ファッションや音楽、アート、さらには自動車やロボットの企画開発など、さまざまな企業と先進的な活動を続けているグラフィックユニット「TGB design.」。今回、同ユニットの一員であり、アートサイト「色名/SHIKIMEI」のディレクターでもある石浦 克が、初の展覧会「Ishiura Masaru 展 [2016 - 2019 中今]」を、7月5日(金) ~20日(土)にかけて、BRICK & MORTAR 中目黒店にて開催する。
本展では、「時代の要請に応じてつねに先端技術の場に身をおいてきた、その揺り戻しとして体が自然なものを欲するようになりました」と石浦自身がコメントするとおり、「和紙」と「藍」と「自然素材」だけを使った作品が中心となって展示される。これは石浦 克が個人的なライフワークとして2016年から制作している作品であり、まさに“先端技術”とは対極に位置する、“自然”を生かして生み出されたアートといえる。
また、会期中は彼が日本中で出会った工芸品をオブジェ化するレーベル「中今 NAKAIMA」のポップアップ・ミュージアムを同時に開催。会場ではUnited Future Organization (U.F.O.) の元メンバーである松浦俊夫による選曲で、作品コンセプトを表現した演出が行われるというから注目していただきたい。7月5日(金)18:00からはオープニングレセプションが開催される予定。
「会場ではその時々のわたしが感じたままを表現したアート作品を見ていただき、皆さんの内側にすこしでも共鳴するものがあれば、とてもうれしく思います」(石浦 克)
Ishiura Masaru 展2016 - 2019 の 中今
会期/7月5日(金)~20日(土) ※日曜・月曜定休
時間/12:00~19:00
会場/BRICK & MORTAR 中目黒店
〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-4-4
問/03-6303-3300
Text:AERA STYLE MAGAZINE