旬のおすすめ
時間に縛られない休日、思い出はニットとともに。
森と湖、そしてニット。②
2019.10.25
慌ただしい日常から解き放たれて、
紅葉が始まる森にたたずむホテルへとエスケープ。
求めたのは自分らしさを取り戻すためのくつろぎ。
二人だけで過ごす、予定のない旅。
ワードローブはぬくもりのあるニットに限る。
イギリス領ガンジー島で編まれたトラディショナルな一着。オリジナルのパターンには、時代を超えてひきつけられる。やや硬さがあるものの、着るにつれてなじむところがこのニットならではの魅力。
澄んだ空気に包まれて、
ニットの温かみが二人をつなぐ。
ふんわりとした膨らみのカシミヤ製ニットが、体を優しく包み込む。イタリアの職人によるレザーコードの編み込みが、ほかにはないアクセント。アンサンブルのストールを掛けて、ぜいたくさもこの上なく。
「アエラスタイルマガジンVOL.44 AUTUMN 2019」より転載
Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai
Hair & Make-up: Nobuyuki Shiozawa(mod’s hair)
Edit & Text: Kenji Washio