旬のおすすめ
カジュアルでも品をキープ、上質なニットがかなえる
森と湖、そしてニット。①
2019.10.21
慌ただしい日常から解き放たれて、
紅葉が始まる森にたたずむホテルへとエスケープ。
求めたのは自分らしさを取り戻すためのくつろぎ。
二人だけで過ごす、予定のない旅。
ワードローブはぬくもりのあるニットに限る。
スタンドカラーになるブルゾンタイプのニットは、ボーダー柄がさりげないアクセント。きちんとした印象を保ちつつ、ニットならではのリラックス感が漂う。2プリーツのワイドパンツでトレンドも採り入れて。
都会を離れて過ごす休日、
ニットが穏やかさを運ぶ。
ヒップが隠れるロングレングスのカーディガンは毛足が長く、ほっこりとした風合い。自然と肩の力が抜ける、そんな着心地。襟がやわらかな白のシャツで清潔感のある着こなしに。
ニットの質の違いがわかる、
それも大人になった証し。
スコットランドの老舗が手がけたポケット付きのカーディガン。最高峰の原毛として知られる「スーパー ジーロンラムズウール」を用いており、その繊細なタッチが心地よさを生む。グリーンの発色も実にさわやか。
「アエラスタイルマガジンVOL.44 AUTUMN 2019」より転載
Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai
Hair & Make-up: Nobuyuki Shiozawa(mod’s hair)
Edit & Text: Kenji Washio