旬のおすすめ

ずっと変わらない武骨なデザイン
ウールリッチのダウン
【語れる、ダウン。05】

2019.11.19

防寒を考慮したボリューミーなシルエットに、機能性の高い素材、そしてラギッドなディテール。ここでは街なかでもアウトドアでも高いパフォーマンスを発揮する、ハイスペックなダウンをセレクト。寝具メーカーとしてスタートしたブランドや、スキーウエアで名をはせたブランドなど、いわゆる老舗メーカーが中心となる。

国はアメリカ、カナダ、イタリア、フランスとさまざま。例えばアメリカブランドであれば、昔ながらのタフさやレトロなデザインをそのままいまに残すものが多い。イタリアはファッショナブルに、フランスはシックにと、それぞれの〝お国柄〞を比べてみるのも面白い。流行中のビッグシルエットとも呼応するダウンは、冬の装いの主役となってくれる。

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¥115,000/ウールリッチ

1830年創業の老舗、アメリカにて毛織工場として産声を上げた「ウールリッチ」。ピックアップしたのは、1970年代にアラスカの天然ガスパイプラインを引く際のワークウエアとして誕生した「アークティックパーカ」。表地は通称“ロクヨンクロス”(綿60%、ナイロン40%)を使用。レトロな風合いと高い機能性を併せ持つ逸品。

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問/ウールリッチ 青山店 03-6712-5026

掲載した商品は税抜き価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.45 WINTER 2019」より転載

Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Edit & Text:Ryuta Morishita

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