スーツ

卒業式でもオシャレに
コーディネートしたい!

2020.01.14

卒業式でもオシャレに<br />コーディネートしたい!

主役の子供より目立ってはいけないものの、さりげないおしゃれは欠かせないセレモニーシーン。ついつい派手にしすぎてしまったり、逆に地味すぎて物足りない!なんてことにならないように、早めに準備をしておきましょう。今回は大人としての礼儀や品格が問われる「卒園式」「卒業式」をテーマに、マナーとして知っておきたいフォーマルコーデの基本から、上級者風おしゃれな着こなし、うっかり忘れがちなヘアメークまで紹介します。

【卒園式や卒業式をフォーマルに装いたいとき】

img_01

フォーマルな着こなしの基本を知る

卒園式、卒業式に参加する場合、「ワンピース」または「トップス・スカート」「トップス・パンツ」のいずれかにジャケットを羽織ることがマナーとして挙げられます。コーディネートに悩まないためにも、色や素材の組み合わせがしやすいセットアップを準備しておくと良いでしょう。卒園式や卒業式以外でも、発表会や授業参観等出番は多いものです。

黒やネイビーなどシックな色を選ぶ

卒園式や卒業式は別れを意味する式なので、華やかな色のドレスコードではなく、ベーシックで落ち着いた色のアイテムを準備しましょう。黒やネイビー、グレーが一般的です。上下ブラックでコーディネートするときは、ブラックフォーマルの雰囲気が出ないよう華やかな小物を合わせましょう。

フォーマルシーンでの小物選びを知る

足元はつま先とかかとが隠れる、ヒールが低めのパンプスが基本です。素足ではなく、肌色やベージュか黒のナチュラルストッキングを。またバッグは小さめサイズのレザー素材が理想です。荷物が多くなってしまうので、目立たない色のシンプルなトート型サブバッグがあると良いでしょう。アクセサリーは主張しすぎないパールや一粒ダイヤで程よい品の良さを添えましょう。

【こなれたセレモニースタイルに挑戦したいとき】

img_02

抜け感が演出できるセットアップに頼る

合わせのアイテムを変えれば、着こなしの幅がぐっと広がるセットアップ。スカートやパンツなど、ご自身の好みや幼稚園、学校の校風に合わせて考えましょう。おしゃれ見えを叶えてくれるのが、ゆるっとワイドなパンツのセットアップ。固いセレモニーシーンでも、セットアップで着られるきちんと感が絶妙なバランスで大人の余裕を演出してくれます。

「脱ブラック」のコーディネートで差をつける

卒園式・卒業式のきちんと感を意識しつつ、グレーやネイビーなど柔らかい雰囲気を見せてくれる色の装いも素敵です。一昔前まではブラックフォーマルが一般的でしたが、最近では軽さのある色も人気。明るめのグレーなら、着こなし次第ではそのまま入学式にも使えます。日本人の肌に合いやすいネイビーも清楚に見えるので、1着で兼用が可能です。

きちんとしたアクセサリーで品格を意識

子供が主役の卒園式、卒業式で目立つアクセサリーはNG。基本的なマナーとして、光り物は控えましょう。そんなハレの舞台にふさわしいのが真珠です。柔らかい輝きに、控えめながら存在感のある真珠はネックレスとピアス(またはイヤリング)が良いでしょう。身につけるなら本物の真珠を。一粒でもセレモニースタイルをぐっと華やかに彩ります。

【卒園式、卒業式に合うヘアメークを知る】

img_03

髪色、ヘアアクセのチョイスには注意して

上品な装いに合った髪色は大人としてのマナーとして挙げられます。明らかに派手なカラーリングや前に染めてから随分日が経ってしまったことは分かる状態だと、参列者の中で浮いてしまうかも。またヘアアクセは気合を入れすぎて華美なものにならないよう気をつけて。編み込みやハーフアップなど華やかなアレンジなら、ヘアアクセ無しでも構いません。

「清潔感」「華やかさ」が2大キーワードに

ただでさえ子供の準備で大忙しな式当日は自分の髪型なんてついつい後回し、なんてママさんも少なくないはず。せっかく揃えたコーディネートも、ヘアスタイルが台無しでは勿体ない!セミロングやロングのママさんはバラバラと髪が落ちてこないアレンジを。セルフアレンジが苦手なら、ヘアサロンで予め予約をしておくと良いでしょう。

できるだけ引き算メークを仕込むのが正解

最後にメークについて。朝仕込んだベースメークは昼過ぎになると浮きやすいので、なるべく薄めに仕上げましょう。屋外で写真を撮ることも多いので、近くに寄っても違和感のない薄めメークが正解です。感極まって泣いてしまうかもしれない、なんてママさんはアイメークもナチュラルに。セレクトが大事なチークとリップは清潔感のあるナチュラルカラーが理想です。

【まとめ】

時代の流れに合わせて、セレモニースタイルもブラックスーツからセットアップやワンピースなど、さまざまな変化が見られるようになりました。おしゃれの幅の広がりを見せつつあるセレモニーコーデに挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ギンギラギンに、この先も。<br>─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    ギンギラギンに、この先も。
    ─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    週末の過ごし方

    2025.05.23

  2. ユニクロの最強コラボTシャツを知っている?<br>ピカソ&マティスの作品がプリントされていて神プライス。<br>ファッショントレンドスナップ213

    ユニクロの最強コラボTシャツを知っている?
    ピカソ&マティスの作品がプリントされていて神プライス。
    ファッショントレンドスナップ213

    カジュアルウェア

    2025.05.13

  3. ジル サンダーの美意識が息づく、<br>上質なポロシャツを銀座で。<br>ファッショントレンドスナップ212

    ジル サンダーの美意識が息づく、
    上質なポロシャツを銀座で。
    ファッショントレンドスナップ212

    カジュアルウェア

    2025.04.30

  4. 「帝国ホテル 東京」のオーチャード。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #146

    「帝国ホテル 東京」のオーチャード。
    すべて実食! 自慢の手土産 #146

    接待と手土産

    2025.05.01

  5. 『バッド・ボーイ』<br>いま観るべき、おしゃれな海外ドラマとは? #98

    『バッド・ボーイ』
    いま観るべき、おしゃれな海外ドラマとは? #98

    週末の過ごし方

    2025.05.22

紳士の雑学