小物
ハンドメイドの製品づくり。
時を経てますます愛着の湧く使いやすくて丈夫なソメスサドルの財布!
2020.02.25

1964年に創業した、日本唯一の馬具メーカーがつくる革鞄や革財布「SOMÈS SADDLE(ソメスサドル)」。北海道の砂川市に工場を構え、競馬騎手の鞍や宮内庁の馬車具他、様々な革製品づくりをハンドメイドで行なっている。
使いやすくて丈夫なソメスサドルのお財布は、デザインや色、革の種類も様々。収納たっぷりの長財布から持ち運びに便利な二つ折り財布、キャッシュレス派の小さなお財布まで、今季の新作財布を下記3つのシリーズより紹介。
①DIAMANT(ディアマン)シリーズ
極めて希少で馬一頭からとれる量はごくわずか。職人が皮の裏側から丁寧に削り出していく作業が宝石発掘に似ていることから、“革のダイヤモンド”と評される、透明感を纏った「コードバン」。銀層と床の間に隠れているコードバン層を床面から徐々に削り出していく作業は、熟練の技を必要とする。削りすぎるとコードバンごと削り取られて商品にならなくなってしまう。半年近くかけて作られた革も、どのくらいコードバン層があるのか分からない。中にはコードバン層自体がない物もあり、非常に希少な革となっている。
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②FELL(フェル)シリーズ
きめの細かい上質なフランス産「カーフスキンレザー」をぜいたくに使用。内装には鮮やかな色合いで擦れに強いキッド(仔山羊)を合わせ、ロングセラーの「FELL(フェル)」シリーズをリニューアル。使い始めはハリと弾力のあるやさしい感触で、使い込むほどにしっとりとした触り心地に変化していく革の表情を楽しむことができる。ステッチがデザインのアクセントになり、カジュアルでもビジネスでも使用可能。
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③WARENDORF(ヴァーレンドルフ)シリーズ
歴史ある馬具用革を厳選したブライドルレザーを使用した新シリーズがデビュー。堅牢さとシンプルさと機能性が充実し、サドルをイメージした美しい曲線がデザインのポイントに。内側はしなやかな牛革を採用。革のエイジング(経年変化)による艶を楽しめる。製品の表面の白い粉や白さは、革の繊維内に蓄積された脂分が製品の表面に現れてくる現象で、ブライドルレザーの象徴であり魅力でもある。
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問/ソメスサドル青山店 03-5464-2555
Text:AERA STYLE MAGAZINE