ジャケット

ノーネクタイでも映えるジャケットの着こなし方法とは?

2020.04.28

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スーツの着こなしの自由度が増してきた昨今。街ではノーネクタイでフォーマルなスタイルを表現する人を見かけます。肩ひじ張らない力の抜けた雰囲気があるのにだらしなくならず、きちんとジェントルに見える方法とは? 今回はそんなノーネクタイの着こなしにおける、おすすめのコーディネートを紹介していきます。

上手に足し算引き算をしてノーネクタイをマスターする。

ジャケットとシャツという組み合わせを考えたとき、どうしてもネクタイがないと物足りないという人が多いかもしれません。でも、全体のバランスを見ながらきちんと足し算引き算をすれば、その問題は解決するはずです。

たとえばジャケットやパンツの色柄や生地の表情に注目したり、シャツの襟でボリュームをプラスしたりと要素はたくさんありします。ノーネクタイをマスターする秘訣(ひけつ)はそうした細かなポイントにあるのです。

ノーネクタイでジャケットを着た4つのスタイルサンプル。

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ジャケット¥45,000、パンツ¥14,000(ともにソブリン/ザ ソブリンハウス03-6212-2150)シャツ¥34,000(カルーゾ/ユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180)、チーフ¥2,800(ビームスF/ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623

ノータイだからこそ着たい比翼シャツ。

淡いコントラストでさりげなくチェック柄があしらわれたネイビーのジャケットが主役。それに合わせるようにしてシャツとパンツもブルー系の色をチョイスし、全体の配色をまとめてスタイリングしています。

注目してほしいのはシャツの前立て。ボタンが隠れた比翼仕立てのアイテムを着ることでVゾーンをスッキリとミニマルに。ノータイだからこそ成立する決め手です。ボトムはコットン素材をセレクトし、ほどよく軽快なニュアンスを加えているのも大事なポイント。白いチーフを挿して、コーディネートをフォーマルに寄せるのも忘れずに。

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ジャケット¥42,000(トゥモローランド 0120-983-522)、シャツ¥26,000(サルヴァトーレ ピッコロ/エストネーション 0120-503-971)、パンツ¥15,000(ソブリン/ザ ソブリンハウス 03-6212-2150

生地で上手にバランスを調整して印象を整える。

濃いブラウンのジャケットを使ったスタイリングは、どこか落ち着いた大人のムードを醸し出しています。そんなジャケットを引き立たせるように、シャツとパンツは淡色を合わせてコントラストの強い組み合わせに。

シャツはボタンダウンでトラッドに寄せたスタイリングですが、生地はポプリン素材でドレス感のあるものを着用し、カジュアルになりすぎないようにバランスを取っています。ジャケットの生地もポイント。凹凸感のある生地はシンプルなスタイリングに表情を与え、物足りなさを解消してくれるので、ぜひとも採り入れたいところ。

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ジャケット¥82,000、パンツ¥32,000(ともにトライアーノ/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)、ポロシャツ¥27,000(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

カジュアルだけど清潔感をキープする方法。

全体をグレーでまとめたワントーンコーデ。千鳥格子のセットアップはストレッチの効いた機能素材で仕立てられ、柄もプリントで表現されていたりと、クラシックな面構えなのにクオリティーはモダン。

それに合わせるようにインナーはニットポロを着用し、どこかスポーティーなムードのスタイリングを構築しています。しかも3つボタンではなく、2つボタンというのがポイント。首まわりがスッキリするうえに襟の開き具合もちょうどよく、清潔感を保ちながらもいい意味で力の抜けた着こなしに仕上がります。

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ジャケット¥59,000(ティージャケット)、パンツ¥24,000(ジェルマーノ/以上 ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、シャツ¥32,000(マリアサンタンジェロ/トゥモローランド 0120-983-522

王道のジャケパンスタイルは生地と襟がキーポイント。

最後はネイビーのジャケットにグレーのスラックスを合わせた王道のジャケパンスタイルを紹介。ジャケットはニット素材のアイテムで、ややカジュアルな印象にしつつも、ボトムはウール地を使ったフォーマルなスラックスを選んでバランスを取っています。

シャツはジャケットに合わせるようにメッシュ素材のアイテムをオン。清涼感のある着こなしに仕上がると同時に、イタリアンカラーなので第一ボタンを開けると襟がふんわりと立ち、ノータイでもキレイなVゾーンができあがります。大人の貫禄や落ち着きを感じさせながらも、爽やかでどこか抜けのある着こなしの完成です。

フォーマルを意識しながらもそこから逸脱する。

ただネクタイを締めないだけなのに、意外とたくさんある要素のうえで成立しているノーネクタイのスタイル。フォーマルなシーンに向けたものなので、ジャケットを着るうえでのルールを意識しながら、コーディネートをイメージすることを忘れないように注意が必要です。

とはいえ、そのルールにがんじがらめになりすぎるのもおもしろくありません。まずは手持ちのジャケットの特性を考えながら、何を足して何を引くかを考えることから始めるのがおすすめです。

Photograph:Ryohei Oizumi
Styling:Ryoji Horiuchi
Text:Yuichiro Tsuji
Edit:Tomoko Komiyama

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