週末の過ごし方
【ビジネスマンと美容、2020年夏。】
第1回 美容の基礎、洗顔を学ぶ。
2020.07.10
いまや“身だしなみ”はビジネススキルのひとつ。仕事における姿勢や誠実さも、身だしなみで判断されることもあるだろう。清潔感があり、キチッと整えられた外見であれば、仕事相手に好印象を与えることができるのも事実だ。
そこでビジネスマナーとしての美容の基礎を考えたい。ビジネスマンの戦闘服であるスーツや靴を気遣うのと同様に、自分自身へのケアもいま一度見直してみてはどうだろう。
しっかりと手入れをすることで、確実に変化が表れてくることを実感するはずだ。
基本すぎて見落としがちな「洗顔」から見直していきたい。毎日の洗顔は美容の肝と言える。やみくもにゴシゴシ洗うだけでは、汚れが落としきれないこともしばしば。それが蓄積され、シミやテカリ、臭いの原因につながることもある。まずは「泡で洗う」ということを徹底してもらいたい。そこで、まず用意してもらいたいのが「泡だてネット」。しっかり泡だてることによって、キメの細かい泡が毛穴まで入り込み、汚れを包み込んで落としてくれる。また、泡がクッションになり、肌への負担が少ないというメリットもあるからだ。
では、「泡だてネット」を用意したところで、ともに使用したいおすすめの洗顔アイテムを紹介していこう。
バルクオム
「肌の水分を守りながら、1日の汚れを脱ぐ」
問/バルクオム 03-5114-6220
クラランスメン
フェイスウォッシュとスクラブがひとつになった2-in-1洗顔料。硬くなった余分な角質や汚れをやさしく取り除き、ざらつきのないツルツルな肌へと導いてくれる。スクラブというとゴリゴリ肌を削るイメージを持つかもしれないが、このアイテムはソフトなタッチで肌を傷めない適度な刺激感が特徴だ。泡でやさしく洗いつつも、洗いあがりのスッキリ感も実現。使いつづけることで肌がなめらかになり、シェービング時の肌ダメージを防ぐ効果もアリ。
問/クラランス お客様窓口 03-3470-8545
クリニーク
固形タイプの洗顔石けん。固形のいいところは泡の微調整ができるということ。チューブ式だと一度で出しすぎてしまったり、泡が足りないときの継ぎ足しの調整が難しい。だが、石けんの場合は、表面をこする自身のさじ加減でラクに調整が可能だ。また、石けんは「洗うこと」に特化したアイテム。洗浄力が高く、スッキリと洗える使い心地を求めている人には最適といえる。乾燥~混合肌用とオイリー肌用の2種類用意。
問/クリニーク お客様窓口 0570-003-770
プロフィル
齋藤 玲緒奈(さいとう・れおな)
株式会社アバハウスインターナショナル マーケティング部長
ファッションPR&コンサルタント
国内アパレル企業にてプレス、マーケティング責任者として長年従事。これまでメンズファッション誌を中心にメディア露出多数。美容やコスメに関する知見には定評がありWEBメディアでの連載に加えてメンズコスメの商品企画・ディレクション実績もあり。
Text:Mayu Yamamoto