接待と手土産
東京駅のベストビューポイント。
カジュアルに鉄板焼きを堪能。[部長の名店]
鉄板焼 天 本丸
2020.10.23
東京駅・丸の内側で最高のロケーションのひとつ。窓際の席は赤レンガの駅舎とまさに隣り合わせ。ロケーションがもたらす非日常感と鉄板焼きのライブ感を両方味わえ、男女問わず喜ばれる人気店だ。
気軽に楽しめるランチでは、部長のイチオシは「ハンバーグと中トロのハーフ」。ハーフサイズとはいえ150gとボリュームたっぷりのハンバーグ、酒しょうゆで仕上げた中トロを盛り合わせたセットだが、「女性もペロリと召し上がりますよ」と店長の秋田さん。
活伊勢海老など魚介から国産牛のステーキまで、コースを楽しむならやはり鉄板前のカウンターが特等席。2人の焼き手が、焼き、蒸らし、フランベなどのテクニックを軽やかに披露しながら、ベストの焼き上がりを供してくれる。
接待で訪れても、いつの間にか和気あいあいに。そんなカジュアルな雰囲気にも、店長はじめスタッフたちの心配りが利いている。「食べる」ことを通じて距離が近くなる。それも名店ならではの“場”の力と言えるかもしれない。
Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno, Akane Matsumoto