スーツ
崩しすぎないビジネスシーンでのジャケパンの新しい形
ニューノーマルな、ビジネススタイル。第三回
2020.11.25
2020年、世界中が新型コロナウイルスの影響を受け、働くということ自体を改めて見直さざるを得なくなった。テレワークが当たり前となり、通勤や出張なども新たな勤務スタイルで対応することが求められている。クールビズの導入を機に大きく様変わりしたビジネススタイルに、さらなる変革が予想されるこれからの時代。日本のビジネスの中心地である丸の内から、ニューノーマルなビジネススタイルを模索していこう。
丸の内から見える新たな時代のビジネスマンの装いとは?
BEFORE STYLE → AFTER STYLE
大手企業で店舗の空間デザインを担当する上田さん。
「設計事務所に勤務後、現在の会社に転職しました。最初はスーツを着用していましたが、現在はかなり自由になり、社内勤務ではシャツとスニーカーでOKになりました。コロナ禍でリモートワークになりましたが、テレビ会議の際にはシャツを着用するようにしています」
デザイン職らしいスタイルだが、ビジネスマナーにも敏感だ。
「現場立ち会いや営業担当と一緒に動くときなどは、信頼感が第一。さらにクリエイティブさも感じられるジャケットスタイルなら、言うことなしです。デザイン用としてノートブックパソコンを常に持ち歩いているので、安心して収納でき大人な見た目のデイパックは、私のビジネススタイルにはぴったりだと思います」
スマートなジャケパンはクリエイティブさをアピールできる。ジャケット¥56,000、シャツ¥10,000、パンツ¥50,000/すべて麻布テーラー(Y&Mプレスルーム 03-3401-5788)、ポケットチーフ¥4,800/ロバート フレイザー(アイネックス 03–5728-1190)、眼鏡¥35,000/アイヴァン7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)、バッグ¥38,000/ガレリアント(クレアーヴェ 03–3401-9280)、シューズ¥65,000/パラブーツ(パラブーツ青山 03-5766-6688)
KEY ITEM
デジタル時代に欠かせない上品で快適なデイパック
財布や名刺入れなどはもちろん、スマホを筆頭にノートパソコンやタブレットなど、デジタル機器はいまやビジネスでは欠かせないアイテム。型崩れしないシュリンクレザー製でビジネススタイルに合う上質感がポイントだ。バッグ¥38,000/ガレリアント(クレアーヴェ 03–3401-9280)
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Model Photograph:Akira Maeda(MAETTICO)
Still Photograph:Shoichi Muramoto
Styling:Masahiro Tochigi
Hair&Make-up:Tatsuhiko Kitamura
Edit & Text:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)