スーツ

クライアントに合わせながら品格を意識
ニューノーマルな、ビジネススタイル。第八回

2021.01.20

丸の内エリアで働くビジネスマンのいまの姿を探ってきた本企画も第3回。ニューノーマルな時代へと移行した初めての冬、従来であればイルミネーションが美しく輝き華やかにきらめく街も、新たなるスタイルのイヤーエンドを迎えることとなる。秋が深まり寒さも徐々に増していくこの季節は、ビジネススタイルの主役がアウターにチェンジ。時代を反映した冬のビジネススタイルで歴史に残る2020年を締めくくりたい。

予測のつかない時代ビジネススタイルも柔軟な思考で。
BEFORE STYLE → AFTER STYLE

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    唐木大輔さん
    弁護士(東京弁護士会所属) 39歳
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弁護士9年目の唐木さんは、現在はITやファッション、エンタメ企業の紛争処理法務を主に担当している。

「クライアントとの打ち合わせや裁判への出廷など、オフィシャルな場に出る場合は、基本的にスーツを着用します。コロナ禍でWEBでの打ち合わせもありますが、いまでも直接お会いすることが多いため、弁護士というイメージを崩さないような品のあるスタイルを心がけています」

クライアントには役職者が多く、高い緊張感のためストレスがたまってしまうことも。

「コロナ禍の影響もありますが、早朝サーフィンをしてリラックスしてから、仕事に臨む機会が増えました。お会いする方に印象を強く残していただけるように、ダークスーツだけでなく、自分なりのアレンジをしていきたいと考えています」

ニットを合わせソフトな印象に。コート¥59,000、ジャケット¥56,000、パンツ¥23,000/すべてエストネーション、シャツ¥23,000/エリコ フォルミコラ、シューズ¥128,000/エンツォ ボナフェ(すべてエストネーション 0120-503-971)、クルーネックセーター¥31,000/ジョンスメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、ネクタイ¥16,300/ステファノビジ(シップス 銀座店 03-3564-5547)、ロングホーズ¥1,500/fukuske(福助 072-223-2275

KEY ITEM
足元からさりげなく華やかさと上品さをアピール

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スーツに合わせる靴下は、肌の見えない丈の長いホーズが紳士の常識。ネイビーやブラックが定番色ではあるが、ボルドーなど上品な色をセレクトすることで、さりげなく大人の色気をアピールできれば上級者だ。ロングホーズ¥1,500/fukuske(福助 072-223-2275

掲載した商品はすべて税抜き価格になります。

「アエラスタイルマガジンVOL.49 HOLIDAY 2020」より転載

Model Photograph:Akira Maeda(MAETTICO)
Still Photograph:Shoichi Muramoto
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Hair & Make-up:Tatsuhiko Kitamura
Edit & Text:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)

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