スーツ
新しい働き方に適応した自由なビジネススタイル
ニューノーマルな、ビジネススタイル。第九回
2021.01.27
丸の内エリアで働くビジネスマンのいまの姿を探ってきた本企画も第3回。ニューノーマルな時代へと移行した初めての冬、従来であればイルミネーションが美しく輝き華やかにきらめく街も、新たなるスタイルのイヤーエンドを迎えることとなる。秋が深まり寒さも徐々に増していくこの季節は、ビジネススタイルの主役がアウターにチェンジ。時代を反映した冬のビジネススタイルで歴史に残る2020年を締めくくりたい。
予測のつかない時代ビジネススタイルも柔軟な思考で。
BEFORE STYLE → AFTER STYLE
コロナ禍の2月、人材コンサルティング会社を設立した田中さん。
「取引先の企業に採用プランを提案し、実行するのが主な仕事ですが、お会いする方や訪問する会社の雰囲気に合わせながら、落ち着いた印象を与えられるように意識しています。基本的にはスーツで仕事をしていますが、オフィスカジュアルや私服の企業も増えていますので、ジャケパンや冬場はニットとコートということもありますね」
取引先の企業とのやりとりの効率化のため、田中さんの会社ではコワーキングスペースを活用している。
「仕事モードへのスイッチの切り替えをするために、リモートの打ち合わせでも、シャツやジャケットを着るようにしています。服装のレパートリーを増やして多面的な自分を見せたいですし、あえてずらしたスタイルにも挑戦していきたいと考えています」
ダウンはベストでスマートさを。ニットジャケット¥58,000/バグッタ、シャツ¥20,900/サウスウィック(ともにシップス 銀座店 03-3564-5547)、ダウンベスト¥88,000/タトラス(タトラスインターナショナル 03-5708-5188)、パンツ¥32,000/エストネーション(エストネーション 0120-503-971)、ストール¥12,000/ジエッレ(エスディーアイ 03-6721-1070)、シューズ¥48,000/ナノ・ユニバース(ナノ・ユニバース カスタマーサービス 0120-705-088)
KEY ITEM
防寒とおしゃれを両立した大人のストール使い
仕事でのネクタイ着用が緩和された現在。とはいえ相手への印象づけに襟元の演出は欠かせない。そこで秋冬はビジネススタイルにストールを積極活用して、着こなしを洗練させていくのがおすすめだ。ストール¥12,000/ ジエッレ( エスディーアイ 03-6721-1070)
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Model Photograph:Akira Maeda(MAETTICO)
Still Photograph:Shoichi Muramoto
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Hair & Make-up:Tatsuhiko Kitamura
Edit & Text:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)