カジュアルウェア
ネオンカラーがかすかに浮き出る、
カベルのTシャツ
【個性を演出できる“白T”。其の5】
2021.08.16
いまや一年中袖を通すとはいえ、やはりTシャツが主役になるのは夏である。ただ、素材やデザインなど千差万別あるなかで、何を選べばいいのか決め手を欠く諸兄のために、スタイルや色柄などタイプ別に厳選して紹介。今回のテーマは、“個性を演出できる白T”。いつの時代も変わらぬ定番であり、爽やかさと清潔感に加え、一枚でスタイルを完成させるとあって、白Tは夏のワードローブの真打ちとも言える存在。それだけに同じ白でも周りと差が付く、どこか違いのある一枚を選びたい。
カベル、Tシャツ神戸発のブランド KABEL (カベル)のTシャツは、ダブルフェイス生地を使用したユニークな“白T”。ハイゲージで編み立てた天竺(てんじく)素材は、通常のコットンでは表現しにくいしなやかな表面感と自然で柔らかな落ち感を備えている。清爽なイメージのピュアホワイトと対をなすようなネオンカラーを組み合わせることで、ぐっとコンテンポラリーな面持ちに。表地にうっすらと透けて出る色調が、奥行きのあるニュアンスを添えてくれる。胸ポケットと裾のスリットのみというシンプルなディテールもちょうどいいあんばい。
問/HEMT PR 03-6721-0882
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato