ジャケット
趣深いヘリンボーン柄が落ち着きを添える、
ランズエンドのジャケット
【ニューノーマル時代に寄り添うビジネスウエア】
2021.10.21
突然のパンデミックに伴うビジネススタイルの変容は、仕事における“装い”の在り方を一変させた。リモートワークやオフィス以外での作業時間が増えたニューノーマル時代のビジネスウエアの最適解とは何か? ストレスにならない快適な着心地を第一に、だらしなく映らないきちんと感、それでいておしゃれ心を満たすデザイン性。そんな欲張りな条件を満たす秋冬向けのジャケットを、色柄や素材などテーマ別に日替わりで紹介する。最終回は、柔らかな着心地をもたらすニットで仕立てたアイテムをピックアップ。
アメリカのシカゴ発のカジュアルブランド、ランズエンドが掲げる今シーズンのテーマは「ワークレジャー」。肩の力を抜いて格好く働き、そして楽しむための新たな日常着を提案している。クラシックなウールジャケットを思わせるこちらの1着は、コットンニットで仕立てたもの。「フォレストモス」と呼ばれる彩度を落としたグリーンカラーと繊細なヘリンボーン柄が好相性。2つボタンにセンターベントといったシンプルな仕様を含めて、たたずまいこそオーセンティックそのものだが、裏地をあえて排することでカーディガンのような軽快な着心地を実現した。全10種類ある豊富なサイズ展開と良心的な価格設定も魅力で、文字どおりビジネスから週末のレジャーまで大活躍してくれる。
問/日本ランズエンド 0120-554-774
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph:Satoru Tada(Rooster)
Styling:Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Tetsuya Sato