小物
マフラーの人気ブランド20選!
この冬、選びたいイチオシとは?
2023.01.30(最終更新:2023.09.19)
マフラーは、冬のファッションを考えるうえで欠かせないアイテムのひとつです。シンプルなスーツ姿にマフラーをすることでコーディネートのアクセントになりますし、マフラーを替えれば同じスーツでも違った表情になります。今回はマフラー選びをするときに知っておきたい人気ブランドについて紹介します。
- 「JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)」 ユニセックス仕様で幅広いコーディネートにマッチ
- 「Paul Smith(ポール・スミス)」 クラシックな雰囲気とほどよい遊び心
- 「Aquascutum(アクアスキュータム)」 トレンチコートの有名ブランドが手がけるマフラーに注目
- 「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」 トラディショナルな柄が魅力のストール
- 「Johnstons(ジョンストンズ)」 手触り抜群のカシミヤ、ウール素材のマフラーはプレゼントにもおすすめ
- 「PIACENZA(ピアチェンツァ)」 上質素材ながらリーズナブルな価格設定が魅力
- 「Joshua Ellis(ジョシュア エリス)」トップデザイナーからも信頼を得るイギリスの老舗
- 「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」都会的で洗練されたクラシック・アメリカン・スタイル
- 「BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)」スーツのコーディネートになじむオーソドックススタイル
- 「Barbour(バブアー)」ハウスチェック柄がブランドのアイコン
- 「五大陸」最高品質にこだわったギフトに最適なマフラー
- 「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」複数のカシミヤ製マフラーを取りそろえる実力派
- 「FRED PERRY(フレッドペリー)」イギリスのオーセンティックスタイルの王道
- 「FAIRFAX(フェアファクス)」オン・オフどちらにもマッチするシンプルさが魅力
- 「Altair(アルテア)」秋冬の装いのマンネリ解消に活躍する個性派
- 「Cesare Gatti(チェザーレ ガッティ)」カシミヤの上質感と発色の美しさがコーディネートの印象を格上げ
- 「DESTIN (ディスティン)」海外セレブも愛用。コーディネートしやすい柄や色に注目
- 「Begg x Co(ベグ アンド コー)」オーソドックスな柄がスーツスタイルに好相性
- 「ALONPI CASHMERE(アロンピ カシミア)」極上の肌触りがクセになるマフラー
- 「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」高品質ながら手にしやすい価格も魅力
- まとめ
「JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)」
ユニセックス仕様で幅広いコーディネートにマッチ
1784年に創業したジョン スメドレーは、職人の手作業によるこだわりのニット製品を製造しています。ひとつひとつの製品を英国内で手作りしており、高品質のニット製品を生産しつづけています。
男女問わず身に着けられるストールはエクストラファインメリノウールを使用し、軽くてなめらかな柔らかさが特徴です。オーソドックスな色展開で、フォーマルなスーツスタイルからカジュアルファッションまで、幅広いスタイルに合わせられるマフラーがそろっています。
「Paul Smith(ポール・スミス)」
クラシックな雰囲気とほどよい遊び心
ポール・スミスは英国発のファッションブランドで、クラシックな雰囲気のなかに遊び心を採り入れたデザインが特徴です。なかでも有名なのがストライプ柄で、無地にストライプのワンポイントを入れたデザインが定番です。「ひねりの利いたクラシック」「誰でも楽しめる洋服」をブランドコンセプトにしているだけあり、シンプルなデザインのなかにきらりと光る個性が感じられます。
ポール・スミスのマフラーも、ほかのアイテムと同じように遊び心にあふれたデザインを楽しめます。スーツにぴったりなシックなデザインはもちろん、おしゃれ心をくすぐるポップなデザインまで、幅広い世代から注目を集めています。
「Aquascutum(アクアスキュータム)」
トレンチコートの有名ブランドが手がけるマフラーに注目
170年の伝統を誇るイギリスの高級ブランド、アクアスキュータムはトレンチコートを生み出したことで知られています。アクアスキュータムのトレンチコートは糸の製造段階から防水加工を施したウールで作るため、防水性が高く保温性に優れているのが特徴です。
アクアスキュータムのマフラーは、上質かつシックで落ち着いたデザインが特徴です。コートから少しのぞかせるように首から垂らしても、しっかり巻いてもおしゃれな着こなしになります。
「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」
トラディショナルな柄が魅力のストール
マッキントッシュ ロンドンは、英国の代表的なアウターブランドであるマッキントッシュから派生したブランド。英国のトラッドをベースにしたシンプルかつ上質なデザインが特徴です。
ストールもマッキントッシュ ロンドンらいしい、トラディショナルでありながら落ち着きがある柄が多く、どのような洋服にも合わせやすく、1枚持っておくと冬の装いに重宝します。
「Johnstons(ジョンストンズ)」
手触り抜群のカシミヤ、ウール素材のマフラーはプレゼントにもおすすめ
ジョンストンズは、自社工場で原毛から製品に仕立てる一貫生産にこだわるスコットランド最古の生地メーカーです。長い歴史のなかで受け継がれてきた伝統と技術はジョンストンズのアイテムに色濃く反映されています。
マフラーに使用される素材は品質と耐久性が保証されたモンゴル産と中国産のカシミヤ、オーストラリア産のメリノウールを使用。確かな品質、落ち着いたデザインは、男性はもちろん、女性にプレゼントしても喜ばれます。
「PIACENZA(ピアチェンツァ)」
上質素材ながらリーズナブルな価格設定が魅力
イタリアのピエラ地区で1600年代に毛織物商としてスタートしたピアチェンツァは、世界最古の毛織物メーカーといわれています。創業以来、厳格な品質管理と新しい技術の追求を続けており、カシミヤ生地のほか、カシミヤ生地を用いたコートやジャケットなどのアパレル製品も手がけています。柄はスタンダードなものを中心にプレーン柄、ストライプ柄、チェック柄など、ベーシックで飽きの来ないオーソドックスなアイテムを展開。
そんなピアチェンツァのマフラーはシルクとカシミヤの混紡の上質素材を用いながら、リーズナブルな価格展開なところが魅力です。色柄が豊富であること、薄手のためジャケットやコートに合わせやすいこと、絶妙なサイズ感で使い勝手がいいことなどを理由に、幅広く人気を集めています。
「Joshua Ellis(ジョシュア エリス)」
トップデザイナーからも信頼を得るイギリスの老舗
英国北部のヨークシャーで1767年に創業したジョシュア エリスは、英国テキスタイルブランドのなかでも最古のファクトリーのひとつです。本格的な生地作りはもちろん、的確な獣毛生地の起毛技術があることで、トップデザイナーから絶大な信頼を得ています。
そんな高級服地ブランドのジョシュア エリスが手がけるマフラーは、しっかりと目が詰まった生地でありながら柔らかさと手触りのよさを備えています。ひとつひとつの格子柄が遠目からでも鮮明に見えることは、確かな技術力の表れです。英国の伝統的な格子柄をはじめとしたさまざまなチェックや豊富なカラー展開は、マフラー、ストールのブランドならではといえます。
「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」
都会的で洗練されたクラシック・アメリカン・スタイル
ポール・スチュアートは1938年の開業以来、「最大のブランドを目指す」のではなく「最高のブランドを目指す」という一貫した哲学の元で運営されてきました。ポール・スチュアートが示しつづけてきたものは、「クラシック・アメリカン・スタイル」の神髄です。政界、財界、ハリウッドや音楽界を代表する大物が顧客として名を連ねており、時代とともに変化しつつもスタイルの基盤を忠実に守り、アメリカン・スタイルを貫きつづけてきました。
このブランドが手がけるマフラーも同様。落ち着いたデザイン、シックなカラーは、「クラシック・アメリカン・スタイル」にふさわしく、ビジネスパーソンにさらなる貫禄を与えてくれます。
「BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)」
スーツのコーディネートになじむオーソドックススタイル
ブルックス ブラザーズは1818年に創業したアメリカで最も歴史が古い衣料ブランドです。「最高品質の商品を作り、取り扱うこと。適正な利益を含む商品価格設定を心掛け、商品価値を理解できる顧客のみと取引を行う」ことを創業者のヘンリー・サンズ・ブルックスが基本理念として掲げ、ブランドコンセプトにしています。伝統に重きを置きつつ、ケアがしやすいシャツや機能性に優れたスーツなど革新的な商品を開発してきました。
ブルックス ブラザーズでは上質で肌ざわりがいいカシミヤのマフラーを展開。無地やタータンチェックといった柄はもちろん、カラーバリエーションも豊富なので服装に合わせてコーディネートできます。
「Barbour(バブアー)」
ハウスチェック柄がブランドのアイコン
バブアーは1894年にジョン・バブアーがイングランド北東部にある港町、サウスシールズで創業したブランドです。ファミリービジネスを貫いており、現在は5代目のマーガレット・バブアーが事業を継承しています。英国を始めとしてアメリカやドイツ、日本など世界40以上の国と地域で事業を展開。商品のラインアップはメンズ、ウィメンズ、キッズコレクションから愛犬のためのアイテムまで幅広く手がけており、ジャケットやコートといったアウターを中心に、さまざまなアイテムを発売しています。
バブアーのマフラーはラムウールやウールを素材に、ブランドのアイコンともいえるハウスチェック柄で複数のラインアップを取りそろえています。男女問わずに着用でき、手頃な価格で購入できることも魅力です。
「五大陸」
最高品質にこだわったギフトに最適なマフラー
五大陸は、英国の伝統、フランスの華やぎ、イタリアの粋、アメリカの合理性と各国のよさを採り入れ、ここに日本の繊細さを加えて仕立てを行うことをコンセプトとしている日本のブランドです。紳士服の基本色ともいえるグレー、ネイビー、ブラウンを基本の三原色とし、素材は各国から取り寄せています。
そんな五大陸が提案するマフラーは、オーソドックスな色合いで使いやすく、自身で使用するのはもちろん、パートナーなどへのギフトにも最適のアイテムです。
「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」
複数のカシミヤ製マフラーを取りそろえる実力派
タケオキクチは遊び心と色気を有し、現代に則した着こなしを提案する東京発信のブランドです。日本のモノづくりに対する高度な技術、ブランドの歴史に基づく確かな品質を元に、さまざまなライフスタイルにフィットするスタイリングを提案しています。それだけに、スーツスタイルだけでなく、カジュアルファッションにも合わせたくなるマフラーを数多く展開しています。
素材は、ベビーカシミヤ、ピュアカシミヤ、カシミヤアザミ仕上げ、洗えるカシミヤなど、カシミヤだけで複数そろうのもうれしいところです。
「FRED PERRY(フレッドペリー)」
イギリスのオーセンティックスタイルの王道
フレッドペリーは1952年にフレッド・ペリーが設立したイギリスのファッションブランドです。創業者のフレッド・ペリーはイギリス出身のテニスプレーヤーで、現役時代はウィンブルドン3連覇をはじめとして全米選手権を3度、全豪、全仏選手権をそれぞれ1度制覇し、史上初のグランドスラムを達成したことでも知られています。テニスプレーヤーを引退した後にフレッドペリースポーツウエア社を設立。体になじむフィット感の高いポロシャツがプレーヤーの間で人気を博し、徐々に一般にも浸透していきました。
フレッドペリーのマフラーは、トラディッショナルなチェック柄と無地、ストライプなど、コーディネートしやすく誰にでも似合うデザインが多く採用されています。ブランドの象徴ともいえる月桂樹がさりげなく刺しゅうされているのもポイントです。
「FAIRFAX(フェアファクス)」
オン・オフどちらにもマッチするシンプルさが魅力
フェアファクスは1976年に東京青山で創業したファッションブランドです。アメリカの伝統的なデザインをモチーフにして、クラシカルなデザインを展開しています。「メイド・イン・ジャパン」にこだわり、日本国内で裁断から縫製まで一貫して行っていることが特徴です。ブランドの代名詞といえるアイテムはネクタイですが、このほかにシャツやニットウエアなども手がけています。
フェアファクスのマフラーの柄はグレンチェック、ストライプ、チェック、タータンチェック、ケーブルニットなどさまざまなタイプを取り扱っています。色も各シリーズで複数用意されているので、きっとお気に入りのアイテムが見つかるでしょう。
「Altair(アルテア)」
秋冬の装いのマンネリ解消に活躍する個性派
1892年にイタリアのミラノでジュゼッペ・サルトーリがネクタイ店を開いたのがアルテアの始まりです。伝統的な仕立て技術をはじめ、洗練された技法、こだわりの生地選びには、最高品質を追い求める妥協なきアルテアの姿勢が垣間見えます。伝統的な技法だけにこだわるのではなく、革新的な技術も採り入れることで、現代の感性にマッチした商品を展開しており、高い評価を集めています。
アルテアのマフラーは、上品で落ち着いた雰囲気がありながら、ありきたりのデザインではなく、ほかでは見つけられない独自性が特徴です。さらにトラッドな柄を基調としているため、スーツにももちろんマッチします。周りとは少し違うマフラーを求めている人におすすめのブランドです。
「Cesare Gatti(チェザーレ ガッティ)」
カシミヤの上質感と発色の美しさがコーディネートの印象を格上げ
チェザーレガッティは1948年にイタリアのビエラで創業したファクトリーブランドであり、最初は、地域産業でもあるメリノウールの紡績から始まりました。現在は、カシミヤ生地のリーディングカンパニーとなり、服地、ストール、アクセサリーまで幅広く手がけています。同時に世界的に有名なラグジュアリーブランドのスカーフやストールの生産も担っており、原材料の調達や徹底した品質管理など、チェザーレ ガッティの妥協を許さない姿勢は、多くのブランドから厚い信頼を寄せられています。
このブランドが手がけるマフラーは、色とりどりの無地と大判チェック柄がラインアップ。肌触りのよさはもちろん発色の素晴らしさは、上質なカシミヤを厳選し、熟練の技術によって作られたものであるからにほかなりません。
「DESTIN (ディスティン)」
海外セレブも愛用。コーディネートしやすい柄や色に注目
ディスティンは、ビッグメゾンが愛用する高級絨毛メーカーが展開するイタリアのストールブランドです。設立当時から、カシミヤを中心とした天然素材を取り扱っており、豊富なノウハウとアイデアによって、革新的な素材を発表してきました。柔らかさと軽さ、発色の美しさは、海外セレブや一流メゾン、高級セレクトショップを魅了してきました。
そんなディスティンのマフラーは、クラシカルな柄が特徴。大人の男性にも違和感のない落ち着いた色合いなので、さまざまなコーディネートに合わせられます。首に巻いたり垂らしたりするだけでワンランク上のおしゃれが実現します。
「Begg x Co(ベグ アンド コー)」
オーソドックスな柄がスーツスタイルに好相性
ベグ アンド コーは1866年にスコットランド南部にあるペイズリーで創業した織物メーカーで、元々は馬車用の伝統的なペイズリー柄のショールを手織りで製作していました。1902年に本社をエアーに移転し、現在も同じ場所で工場を稼働しています。熟練の職人による手作業で伝統工法を受け継ぎつつ、同時に最新機器や新たな工法も採り入れ、洗練されたストールコレクションを発表しつづけています。
ストール作りにおいては、カシミヤやシルク、ラムウールをはじめとした最高級の天然素材にこだわっているのが特徴です。マフラーは無地のほか、伝統的なチェック柄やブロックチェックなど幅広いラインアップがそろいます。スーツスタイルだけでなく、カジュアルシーンにも採り入れたくなるはずです。
「ALONPI CASHMERE(アロンピ カシミア)」
極上の肌触りがクセになるマフラー
アロンピ カシミアは、カシミヤに特化したアイテムを手がけるイタリアのファクトリーブランドです。アーティスティックディレクターにALFREDO MAGLIOLAとGIAN PIETROを擁するこのブランドは、長年の研究によって培われた確かな技術、カシミヤ製品を作るうえでの揺るぎない哲学を持っており、ビッグメゾンから生産依頼を受けるほど信頼されています。
アロンピのマフラーは、落ち着いた色合いのものが多いため、スーツスタイルに合わせても違和感なくなじみやすいのが特徴です。チェック柄は場合によってはカジュアルな印象になることがありますが、アロンピのマフラーは単調になりがちなスーツスタイルに華やかさを与えてくれます。カシミヤ100%の素材が持つ暖かさと、しっとりとした肌ざわりのよさは、ひとたび首に巻けばクセになること間違いありません。
「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」
高品質ながら手にしやすい価格も魅力
トゥモローランドは1978年に誕生した日本のオリジナルブランドです。当初から男性用のニットウエアを手がけており、高品質なニット製品に定評があります。また、輸入物のファッションアイテムを取扱うセレクトショップとしても有名です。ほかのアパレルメーカーと競合するのではなく、トゥモローランドらしさを大切にしつつ、オリジナルウエアやアクセサリーなど幅広いアイテムを取り扱っています。高品質でありながらリーズナブルな価格設定となっていることも人気の理由です。
トゥモローランドでは、カシミヤはもちろん、シルク、カシミヤとウール、カシミヤとコットンなど、素材感のさまざまなマフラーがそろいます。スーツに合わせやすいオーソドックスな色合いからチェック、美しい発色を楽しめるカラフルなものまで、TPOや好みに合わせて選べることも魅力です。
まとめ
さまざまなブランドからメンズ用のマフラーが発表されており、これから購入する人はどれを選べばよいのかと目移りしてしまいそうです。どのブランドも独自のコンセプトを大切にしており、多彩なアイテムを展開しています。
上質な素材を用いたものは長きにわたって愛用できますので、お気に入りの一本を見つけ、大切に手入れをしながら使っていきたいものです。