腕時計

シチズン
端正であれ/カテゴリー01
【男たちよ、時計を愛せ。】

2021.11.18

「端正」と同じ読みで「端整」という表現がある。意味は似ているが、決定的に違うのは後者が容姿に限定されるのに比べ、「正」の字がたたずまいや雰囲気までも賞賛の対象にしていることだ。単なる見た目ではなく、内面からにじみ出る品格が身に着ける人を引き立たせ、周囲の人に安心感を与える。

ビジネスパーソンが長く使える時計を選ぶなら、まずこの美徳を徹底させよう。といっても選択の基準は決して難しくない。まず文字盤が見やすいこと。次に時、分、秒の三針は外せない。時間の精度のみならず、動き続ける秒針が心地いい緊張感を与えてくれる。もうひとつがサイズ。円型であれ、角型であれ、手首のセンターに程よく収まる大きさがベストと覚えておきたい。 上品な着こなしを邪魔しない、かつ負けない──それが端正であることの神髄といえる。

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ステンレススチール、ケース径40㎜、¥605,000(シチズンお客様時計相談室 0120-78-4807

「ザ・シチズン メカニカルモデル」 11年ぶりに自社開発した自動巻きムーブメントを搭載。スイスのクロノメーター規格を超える平均日差−3〜+5秒の高精度を長期にわたって持続可能。ミニマルなダイヤルに6時位置のスモールセコンドがクラシカルな雰囲気。

掲載した商品は税込み価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.51 AUTUMN / WINTER 2021」より転載

Photograph:Masanori Akao
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Text:Keiji Kasaki(TEAM SPIRAL)
Edit&Text:Mitsuhide Sako

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