調べ・見立て(見立て)
就寝前の「読書」は、ビジネスパーソンの大切な自分時間。
編集長の「見立て」。#50
2021.12.17
気になるみんなの読書事情。ビジネスパーソンはどんな本を読んでいる?
「よく読む本のジャンルは」の問いに対するアンケート結果を見てみましょう。「小説・物語」が61%、「ノンフィクション・エッセイ」が20%。それに対して「ビジネス書」は10%と、それほど多数派ではありません。ここからも、ビジネスパーソンの変化が見て取れます。夜も更けて、就寝前に読書でゆっくりと時間を過ごす。そんなときには、仕事に必要なビジネス情報ではなく、自分の好きな小説の世界に浸りたい気持ち、よくわかります。
インターネットで本を購入すると回答した人は、27%に上ります。Amazonのレコメンド機能を頼りに、同じ作家の作品や似た傾向の小説を順々に購入することが習慣になっているビジネスパーソンもいるようです。いっぽうで「書店」で購入するという回答が、66%と多数を占めています。立ち読みならぬ座り読みができる椅子を設置している大型書店や、店主が独自の視点でキュレーションした本が棚に並ぶセレクトショップのような小さな書店も増えました。自宅の近くで、通勤の途中で、ぜひお気に入りの書店を見つけてみてください。