特別インタビュー
伊勢丹新宿店メンズ館 1階 レザーグッズ、ジュエリー
スタイリスト 折井正光さん
この人から買いたい、この一品
2022.01.14

音楽、サウナ、ダーツ、革小物、どれもハマると長いんです
大学を卒業後は楽器店で働きながら、ミュージシャンとして音楽活動をしていました。バンドでシングル5枚、アルバムも3枚リリース。10年やって、やりきった感もあったのですっきり解散しました。
第二の人生は、何をしようか考えていたころ、メンズ館の8階であったギターのプロモーションイベントに出席する機会がありました。それまで伊勢丹新宿店の本館には行ったことあったのですが、メンズ館はその日が初めて。すごくワクワクしながら店内を見て歩いたことを覚えています。ここで働けたら楽しそうだなと思っていたところ、ちょうど求人があり、ご縁があったという感じです。1階の革小物を担当してもう5年になります。
結構多趣味で、最近はやってますけど、サウナにはもう15年以上前からハマっています。綱島と稲城に行きつけがあるのですが、選びの決め手は水風呂の水質ですね。同じ水温でも刺すような水質のところがあるんです。行きつけの店の水風呂は、肌当たりがやわらかいんです。最近はブームということもあって、どこも混んできているので、ちょっと辟易としています(笑)。
学生時代は千葉に住んでいたこともあり、千葉ロッテマリーンズのファン歴は20年ほどになります。千葉ロッテの魅力ですか? 一昨年、昨年と2年続けてパ・リーグ2位だったのですが、皆さんご存知ないですよね(笑)。そういう話題にならないところが、応援したくなるのかもしれません。勝ち方もぎりぎりだったり、危なっかしい勝ち方をするんです。そういうところが心を惹かれるところなのかもしれません。
ダーツ歴も結構長くて、いまはレーティング13(編集部注:1〜18まであり、数字が大きいほどレベルが高い。レーティング13はフライトというレベルでは上から2番めにあたり、プレイヤー人口の上位3%以内という上級者)です。プロライセンスが取れるところまで行きたいと思っています。
音楽もサウナもダーツも、ハマるとなんでも長いんです。いまは革小物を担当しているので、スモールレザーにも興味津々です。革の鞣し方に始まって、製造工程の加工技術、製品が完成してから使い込むほどに経年変化するところまで気になるアイテムって、そうはないですよね。