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花粉症対策に有効なメガネ選びのポイント
おしゃれなフレームも見つかる!

2023.03.03(最終更新:2023.09.20)

花粉症対策に有効なメガネ選びのポイント<br>おしゃれなフレームも見つかる!

行楽シーズンの春。暖かく気持ちのよい季節ですが、花粉症の方にとっては外出が億劫(おっくう)になるつらいシーズンでもあります。特に今年はスギ花粉の飛散量はここ10年で最多という長期予報。アレルギー持ちにとって目の痒みはつらいもの。さらにコロナの規制緩和も進み、オン、オフ共に昨年以上に外出の機会が増えています。

目次
  1. 花粉対策メガネとは? 種類や効果
  2. 花粉対策メガネの選び方のポイント
    1. フードのフィット感、密着度が高いタイプを選ぶ
    2. ブルーライトカット、飛沫対策の抗菌加工など機能に着目して選ぶ
    3. 毎日長時間使うことを見越し、軽量で快適性の高いものを選ぶ
    4. できるだけ紫外線をカットしてくれるアイテムを選ぶ
    5. 普段メガネを使用している人は度付きレンズに交換できるものを選ぶ
    6. 伊達メガネは花粉対策として効果はある?
    7. 花粉カット率の数値や売れ筋、ランキングなど数値を参考に選ぶ
    8. おしゃれもあきらめず、日常になじむデザインのアイテムを選ぶ
    9. スポーツやツーリングなど、特別な着用シーンを考慮して選ぶ
    10. 通常のメガネと同じくブランド、メーカーにこだわって選ぶ
    11. 予算を決めてコスパのよい花粉対策メガネを選ぶ
  3. オススメの花粉対策メガネ5選
    1. 株式会社インターメスティック/Zoff(ゾフ)
    2. JINS/JINS PROTECT (ジンズ/ジンズプロテクト)
    3. AXE/EYECURE(アックス/アイキュア)
    4. 名古屋眼鏡株式会社 SQUACYⓇFLEX PLUS(スカッシーフレックスプラス)
    5. ERICA OPTICAL/EYECARE GLASS(エリカオプチカル/アイケアグラス)
    6. SUNGLER JAPAN (サングラージャパン)/iFIT4WAY多機能メガネ
  4. まとめ

そこで採り入れたいのが花粉の侵入を防ぐためのメガネです。この記事では、よりよい花粉対策メガネを選ぶためのポイントやオススメのアイテムについて解説します。

花粉対策メガネとは文字どおり花粉症の方向けのメガネで、花粉ができるだけ目に入らないようガードする機能、工夫が施されたもの。花粉症の対策方法はいろいろありますが、まずは体に寄せ付けない、付着させないことが基本と言われており、花粉症メガネもそのためのツールのひとつです。

以前はあまり出回っておらず、デザインも限られており、花粉症は緩和できてもおしゃれの面では妥協せざるをえない部分があったようです。しかし近年では、さまざまなブランドが花粉対策メガネを販売しており、見た目も洗練されたものが増えています。また種類も、長時間使用しても疲れにくく日常シーンに適したタイプからスポーツやツーリングなどアクティブなシーンに適したゴーグルタイプまで豊富にそろい、用途に応じて選びやすくなっています。

花粉症のシーズンはお花見やキャンプ、そしてスポーツに旅行と屋外で過ごすことが増える時季でもあるので、お気に入りの花粉対策メガネを1本持っておくと安心です。着用シーンやファッションスタイルに合うものを選べばスタイリッシュなコーディネートを実現できるため、おしゃれをあきらめる必要もありません。ぜひこの記事を参考に、機能性が高くセンスのよい1本を見つけてください。

花粉対策メガネはアイテムによってそれぞれ細かな違いがあり、構造、機能、フォルムやカラーもさまざまです。多様なアイテムから自分のニーズに合ったものを選ぶにはいくつかコツがあります。そこで、ここからは花粉対策メガネの選び方のポイントを具体的に解説していきます。

通常のメガネや伊達メガネの場合、着用すると顔とフレームの間に隙間があって、そこから花粉が入ってきます。花粉対策メガネの基本的なアイデアは、その隙間をフード(防護カバー)で埋めることで花粉の侵入を防ぐことにあります。そのため花粉対策メガネ選びにおいては、フードの肌への密着具合が重要なカギとなるのです。

特に花粉症の程度が重く、花粉をよりきっちりとシャットアウトしたい人は、顔とフレームの隙間がきちんと埋まっているか、フードが肌にしっかり密着するかをチェックしましょう。肌によくフィットしてずれにくいものを選ぶことで、長時間の外出でも花粉を気にすることなく過ごせます。

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メガネブランドのZoffの大ヒット商品「Zoff PROTECT AIRVISOR ULTRA+」は目元をぐるりと覆うシリコンフードを採用。ぴったりと肌に密着するため、花粉カット率はブランド史上最高の99%※。レンズをくもりにくくするため、花粉が侵入しづらい側面に通気口を設けた。さらに通気口の上にルーフをつけることで、花粉や飛沫が侵入しにくくしている。マスクをしても曇りにくい防曇レンズも標準装備。L、Mサイズ各4色¥5,500 [度付き防曇レンズへ変更する場合は別途料金¥3,300~](ゾフ カスタマーサポート 0120-013-883
※㈱分析センター調べ。Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+ Lサイズでの測定値。お顔の形状によって個人差があります。

また、目の周りにうまくフードが密着するためには、そもそもメガネ全体のフォルムが骨格に合っているか、フレームのサイズが顔の横幅や大きさに合っているかもポイントになります。さらに長時間かけることを考慮して、フードの弾力性、柔軟性、肌当たりの優しさもチェックしてください。

ひと口に「花粉症対策用」といっても付帯する機能は多様です。花粉の侵入を防ぐフード以外にも注目すべき要素があるので、必ずディテールまで確認しましょう。

例えば、より顔への密着度を高めるために鼻パッドやテンプルが自分で自由に調整できるもの、メガネに付着した花粉を洗い流せるようにフードが取り外せるもの、水に強く錆びにくいパーツを用いているもの、小さくコンパクトに折りたためるもの、さらには伊達メガネとしても使えるよう2wayを想定してデザインされたものや、複数のパーツを組み合わせることで何通りにも使える組み立て式のものなどあります。

ほかにも近年の世の中のニーズに応えるべく、飛沫対策を考慮して抗菌加工を施したものや、パソコンやスマホの光から目を守るブルーライトカット性能を持つものもあります。このように便利な花粉対策メガネが多く世に出ているので、ぜひアイテムごとの機能に注目してください。

花粉症のシーズン、屋外はもちろんですが、家やオフィスなど屋内にも花粉は入ってきます。屋内外でほぼ一日中花粉対策メガネを着用することもありえるので、長時間かけていても疲れない、快適性の高いアイテムを選ぶ必要があります。

快適さをキープする要素のひとつとして大切なのがメガネの重さです。オフィスでの作業中や街中を歩くときなど日常で使う場合、なるべく軽いものが理想的です。

また、マスクを着用することが多い昨今、マスクと顔の隙間から水蒸気を含んだ暖かい息がもれてメガネを曇らせてしまうことがよくありますが、いちいちメガネをはずしていては、そのたびに花粉が目に入ってきてしまいます。ぜひ、くもり止めレンズが採用されているものを選びましょう。

さらに目が乾燥しやすい方には、保湿用の保水ポケットを施したものなど、ドライアイ対策が施されているものがオススメです。それぞれのニーズに合うアイテムを選びましょう。

新しい年度を迎え行楽シーズンでもある春~初夏は、お出かけの機会が自然に増えます。屋外で過ごす際、花粉のほかにも気をつけたいのが紫外線です。紫外線は日焼けやシミの原因となるだけではなく、白内障、翼状片、黄斑変性症など眼病の一因になるといわれています。そのため、花粉対策メガネにおいては紫外線カット効果のあるレンズを採用したものを選ぶのがベスト。花粉も紫外線もガードできて一石二鳥です。

紫外線というと夏のイメージがあるかもしれませんが、実は紫外線量は3月ごろからじわじわと上がっており、春から注意が必要です。夏ほど強くない春の日差しでもいつのまにか肌が日焼けしてしまうように、目も紫外線の影響を受けています。しかも日本人は欧米人に比べると顔の彫りが浅い傾向にあるため、目に紫外線が当たりやすいともいわれています。目を直接紫外線にさらさないようガードすることが大切です。

花粉対策メガネはいわゆる伊達メガネと同じで、度が入っていないレンズを採用しています。視力に問題のない方や普段コンタクトを利用している方は、店頭やオンラインショップで販売されている花粉対策メガネをそのまま使えますが、視力を補うために普段メガネを使用している方は、別途料金を支払って度付きレンズに交換する必要があります。レンズ交換が可能かどうかはアイテムによるので、購入前にその点を忘れずチェックしましょう。

なお、視力の問題でどうしてもレンズが分厚くなってしまい、なかなかフィットするフレームが見つからない方や、どうしてもいま使用しているメガネを生かしたいという方には、通常のメガネの上から着用できるオーバーグラスタイプの花粉対策メガネも候補として検討しましょう。さらに、手持ちのメガネのレンズまわりに装着できるフードを単体で販売しているブランドもあります。

伊達メガネは花粉対策として効果はある?

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おしゃれでかける伊達メガネにも意外に効果が見込まれます。防護カバーやフードがあるものだけではなく、通常のメガネでも目に入る花粉の量はかなり抑えられます。ただレンズに付着した花粉はまめに取り除くようにしましょう。水洗いするのもおすすめです。

花粉対策メガネを販売するブランドのなかには、専門家の監修のもとで実証実験を行い、自社製品の花粉カット効果を数値化して発表しているところがあります。実際には人それぞれ顔の形状によってフィット感が微妙に違ってくるので、実験と全く同じ効果が得られるわけではありませんが、サイトに掲載されていることが多いため参考にしてください。

また、ヒット商品、オススメ商品のランキングを紹介するネット記事、大手ショッピングサイトで人気ランキング上位に入っているものや、ベストセラー商品に選ばれているもの、レビューの評価が高いものをチェックして、特に気になるアイテムを直接店頭で確認してみるのもオススメです。

もちろん、人気が高いものが必ずしも優れているわけではありませんが、何らかの数値や客観的な評価を参考にすることで選びやすくなりますし、納得感をもって購入できます。

いくら花粉対策用の特別なメガネといっても、あまりに目立つものを選ぶとお出かけ先やビジネスシーンによっては場にそぐわず、自分が恥ずかしい思いをしたり、周りの人に対して失礼にあたったりする恐れがあります。

また「花粉症対策だから仕方ない」とおしゃれを犠牲にしてしまうと、毎日気分よく着用できません。花粉症シーズンの間ほぼ毎日着用するものですから、せっかくならおしゃれも楽しんで気分よく外出したいものです。

そんなニーズに応えて、花粉対策メガネも通常のメガネに負けず劣らずナチュラルに、そしておしゃれに進化しています。日常になじむデザインのポイントとなるのは、フレームのフォルムとカラー。通常のメガネにおいて、おなじみのボストン型やウェリントン型、オーバル型やスクエア型は花粉対策メガネにおいても変わらず人気です。カラーはブラック、ブラウンなどベーシックな色みが主流ですが、アイテムによっては幅広いバリエーションがそろいます。またテンプルに関しては、細めのほうがナチュラルな見た目になります。

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花粉対策メガネの多くは、比較的動きの少ない日常シーンを想定してつくられています。体を大きく動かすスポーツ、バイクや自転車での通勤、もしくはツーリングやサイクリングの際に花粉症対策をしたい方は、アクティブなシーンを考慮して設計されたアイテムを選ぶとよいでしょう。

たとえばバンドがついていて顔にしっかり密着するゴーグルタイプや、顔の局面に添ってレンズがカーブしていてずれにくいスポーツサングラスのようなタイプ。また万が一、物にぶつかったり、落としたりしても傷がつかないよう、耐久性の高い素材を使用したレンズのものもあります。具体的には通常のプラスチックレンズよりも薄く軽量で、しかも丈夫なポリカーボネートやトライベックスのレンズを採用したものなどです。 

そのほか、軍用基準でつくられたものや米軍規格に合格したものなど、ハイスペックなアイテムも販売されているので、いろいろなブランドをチェックしてください。

単なる視力調整の目的を超えて、おしゃれのためのファッションアイテムとしても定着しているメガネ。毎日使い、そして比較的長年使うこともあり、有名ブランドや老舗メーカーにこだわって選ぶ方も多いようです。どのようなものづくりを行っているか、どのような技術を得意としているか、また、生産だけではなく店舗を持って販売も行うブランドの場合は、ショップスタッフの対応やアフターサービスの細やかさもチェックすべきポイントです。

通常のメガネと同様、花粉対策メガネにもブランドごとの特色が色濃く反映されています。「どこのでもいい」と妥協せず、通常のメガネを選ぶときのようにブランドやメーカーにこだわって選ぶことをオススメします。サングラスやゴーグルを専門としている、医療機関でも用いられる高品質のアイウエアを提供している、常に流行を採り入れている……というように各企業で得意分野が異なるので、ぜひ複数のブランドを比較してください。

アイテム選び、購入をスムーズに行うためのコツは、ある程度の相場を見てから自分の予算の上限を決め、購入候補を絞ること。通常のメガネと同様、花粉対策メガネもコストの幅があり、下は1000円未満のものから、最も多いのは数千円、上は2万円弱といったところが一般的な範囲です。度付きレンズに交換したい場合は別途料金が必要となるので、その点も忘れず予算を立てましょう。

日本には優れた品質のメガネを手頃な価格で販売する大手ブランドが多くあり、それぞれがオリジナルの花粉対策メガネを提供しているため、1本選ぶにも長く迷ってしまうほど。とはいえ、早ければ冬の中頃から花粉が飛散する年もあり、花粉症の方にとっては「待ったなし」の状況です。花粉症の辛い症状を少しでも緩和するために、なるべく早く購入したいもの。品質、機能、価格のバランスがよいコストパフォーマンスの高い1本を見つけて、つらい毎日から快適な毎日へと移行しましょう。

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ここからは数ある花粉対策メガネのなかから特にオススメのアイテムをピックアップして紹介します。各ブランドの概要にも触れながら、アイテムの特徴や機能について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

株式会社インターメスティック/Zoff(ゾフ)

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樹脂フード部分が取り外せる「Zoff PROTECT 2WAY」¥8,800 ※セットレンズ代込、度付き防曇レンズへ変更する場合は別途料金\3,300~(ゾフ カスタマーサポート 0120-013-883

業界で初めて「メガネは5000円の時代」と打ち出したZoffは、コストパフォーマンスに秀でたリーディングカンパニーです。世界トップシェアグループを始めとする主力メーカー製のレンズを使用しつつ、企画、生産、販売を自ら行うことでクオリティと手頃な価格を実現。さらにフレームは1年間保証、6ヶ月以内なら無料で度数交換ができるなど、アフターサービスでも充実しています。

花粉対策の心強い味方となるのが、「Zoff PROTECT」シリーズです。特に人気なのが、「AIR VISOR ULTRA+」。花粉の侵入を防ぐには顔とメガネの隙間を空けないようにするのが必須。とはいえ、ゴーグルのようなデザインでは抵抗があります。そこでこのモデルでは密着度の高いシリコン素材のカバーを採用し、肌に触れたときに痛みを感じないソフトな質感とともに硬度と耐久性を確保しました。また「Zoff PROTECT 2WAY」はフード部分が取り外し可能なモデル。花粉シーズンが過ぎれば、通常の度付きメガネとして通年で活躍してくれます。

商品の研究開発から生産販売まで一貫して展開するジンズ。「メガネは購入するまでに時間がかかる」といったイメージを覆し、センスのよいメガネをスムーズに購入できるシステムを構築してアイウエア業界からイノベーションを生んだブランドです。

そんなジンズが提供する花粉対策メガネがジンズプロテクト。そのいちばんの特徴は「まるで普通のメガネのような見た目」にあります。従来の花粉対策メガネで目立ちやすかったテンプルや鼻パッドをスリムにすることで、自然な見た目を実現しています。フレームもスタイリッシュで、通常のメガネでも人気のあるウェリントン型とボストン型がそろいます。

また、花粉カット効果については、本ブランドの実験により「花粉カット率最大89%、飛沫カット率最大83%(※ジンズプロテクトウェリントン装着時)」という効果が実証されています。さらに、フレームをはじめ各パーツに塗装や練り込みによって抗菌加工が施されているため、飛沫対策の観点、衛生面でも優れています。 

レンズはくもり止めレンズが標準装備されていますが、別途料金を支払うことで度付きレンズへの交換も可能です。

アックスはゴーグルとサングラスの専門メーカーとしてスポーツシーンを中心に快適性の高いアイウエアを提供しています。そんなメーカーが現代病のドライアイや花粉症の症状緩和と予防を目的として開発したのがアイキュア。さまざまな機能によって快適性と安全性を保ち目を守ってくれるアイケアグラスです。

アイキュアの特徴は、一般的な花粉症対策グラスと比べて着用したときにできる目のまわりの隙間が狭く、密閉度が高いところ。日本人の顔に合わせて設計されているうえに、柔軟性のあるフードや調節可能なラバーテンプルにより、個人個人の顔にフィットしやすくなっています。

また、花粉対策グラスのなかにはノーズパッドが鼻幅の広い欧米人向きと思われる製品も見かけられますが、アイキュアの鼻パッドは日本人の鼻にフィットしやすく、隙間ができにくく、ずれにくいつくりになっています。

さらにフードにはポケットがあり、保水シートを装着することでフレーム内の湿度を保つことができます。花粉症だけではなくドライアイ防止になり一石二鳥です。

ほかにも、丈夫で軽量なポリカーボネートレンズ、折れにくい硬質ナイロンのフレームを採用するなど、隅々まで配慮が行き届いています。

約60年近くメガネひと筋、メガネとメガネ関連商品全般を展開する名古屋眼鏡株式会社が提供する、花粉対策メガネのシリーズ、スカッシー。 1992年の発売以来、多くの人が支持するシリーズで、さまざまなニーズに応えて、豊富なデザイン、機能、サイズ、カラーバリエーションを取りそろえています。 しかも「花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)」が公認した唯一の花粉対策メガネです。

スカッシーフレックスプラスは スカッシーシリーズのアイテムのひとつとして2019年に発売されました。特徴は、シリコン素材のフードによるやさしいかけ心地。花粉の侵入を軽減するフードが弾力性に富んだシリコン素材でできているため隙間をつくらず、かつ、きつく圧迫せずに肌にやさしくフィットします。柔らかい素材なのでぶつけたり落としたりしたときも安心です。またフードを取り外して手入れすることができ、衛生面でも優れています。

フレームには軽量で弾力性があって丈夫なTR90という硬質ナイロンを使用。サイズやカラーも豊富で、自分の好みに合わせて選ぶことができます。

エリカオプチカルは眼鏡の産地、福井で培ったフレーム設計の技術を生かし、日本人の骨格に合う設計にこだわったアイウエア商品を開発しています。アイケアグラスは、そんな企業が安心、安全、快適を追及することで生まれたオールマイティーグラスのシリーズ。日本産業規格(JIS規格)に適合する確かな品質が強みです。

アイケアグラスシリーズの花粉症対策用メガネは顔の曲面に沿ってカーブさせたフレームが特徴。液体、飛沫、花粉など空気中からの侵入物を上下左右、正面のあらゆる角度においてブロックするとともに、ワイドで安全な視界を確保します。日本人の骨格に合わせた設計なので、頭部や顔とフレームの隙間ができにくく、密着度もバツグン。また驚くほどの軽さで、長時間かけていても快適です。

さらに、紫外線カット機能も特徴。目の大敵である紫外線は乱反射して隙間があれば入り込んできますが、 本製品には上下左右の隙間がほとんどないため、あらゆる角度からの紫外線を最大限にカットします。

ほかにも、フレームとレンズには耐熱・耐衝撃素材のポリカーボネートを使用、レンズ両面にくもり止めコートを施すなど、さまざまな快適性を実現しています。

サングラージャパンiFIT4WAY多機能メガネは、福井県の企業である株式会社SUNGLER( サングラー)が提供する多機能メガネ。4つのパーツを組み合わせることでさまざまな機能を備えたメガネに変身し、シーンに合わせて4タイプの使い分けが可能です。

基本となるのは「伊達メガネ」で、フレームには軽量でしなやかな超弾性樹脂、レンズはくもり止めUV加工レンズを採用しています。この伊達メガネにフードを装着すると花粉、黄砂、粉塵などから目を守る「保護メガネ」に早変わり。フードはクリアで目立ちにくいため、自然な見た目を保つことができます。さらに、太陽光のまぶしさ、ぎらつきが気になるときは、「伊達メガネ」にマグネット式で簡単に付けられるクリップオンタイプの偏光レンズを装着して「偏光サングラス」に。また「伊達メガネ」にフードと偏光レンズを両方セットすれば「保護サングラス」になります。

普段は伊達メガネとして、花粉症シーズンには保護メガネとして、そして春から夏にかけてはサングラスとして、というように一年中使いまわしが利く画期的な一本です。

花粉の侵入を防いで、快適な日常をサポートしてくれる花粉対策メガネ。思った以上に機能もデザインも多様なので、比較して自分のニーズや予算に合った一本を選ぶことがポイントです。

冬の終わりごろになると早くも花粉の飛散が始まることもあり、本来はできるだけ早めに準備をしておきたいアイテムですが、いまからでも遅くはありません。早速ライフスタイルに採り入れてつらい花粉症の緩和に役立てていただき、気持ちのよい季節をお過ごしください。

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