カジュアルウェア

ファッショントレンドスナップ135
「はぁっ」とうなる話題の春ブルゾンのコーディネート術。
指南役は、東北を代表する人気ユーチューバー!?

2022.03.10

春先に大活躍するのがレザーブルゾン。なかでもメタルのジッパーがついているスタンドカラーのライダースと呼ばれるものは、使い勝手がよく休日だけでなくビジネス時にも愛用しているという声も聞こえるほど。

コロナ禍前なら、ビジネスでライダースというのは考えられませんでしたが、ここまでリモートワークが進みノータイでのオフィスワークが定着してしまったことを考えると、これもノーマルなスタイリングとなる日も近いのでは……。

ということで今回は、春レザーブルゾンのコーディネートを、靴を中心にしたセレクトショップを盛岡と仙台で展開している菅原靴店の代表、菅原誠さんにご登場願い、そのチョイスとコーディネートのポイントをご指南いただきました。

今回、菅原さんが着用しているのは、イタリアのレザーファクトリーが立ち上げた「カリブロ12」というブランドのレザーブルゾン。

「とにかく革の質がめちゃくちゃいいんですよ、フィレンツェの工房で初めて見た瞬間ひと目ぼれしてしまいました。ライダースにありがちな武骨な感じが一切ないのもポイントです。こんなスタイルで出張に行ったり、商談をしたりしています」と菅原さんが語ってくれました。

（注）詳しくはYouTubeのB.R.CANNEL Fashion Collegeへ

500_2　IMG_6568 — スポーティーなライダースにありがちなディテールをそぎ落とし、ミニマムデザインに仕上げた一生モノ。ライダースジャケット　¥220,000／カリブロ12（菅原靴店 https://sugawara-ltd.com/）

500_3　IMG_6579 — 袖口にはジッパーはついていないので、着用したままパソコン操作もこなせます。有名メゾンブランドに匹敵するほどの高級な革を使用。毛穴を見えないくらいにつぶし、表面に光沢をプラスするという特殊な加工を施すことで、ラグジュアリー感がより際立っています。

「このブルゾンは裏地がついていない一枚仕立てなので、とても軽く革のよさをダイレクトに感じられます。普通ならインナーに当たってごわごわしたりするところですが、そうならないのがこのブランドの技術力。それと細かいステッチが、ふちのギリギリにきれいに入っています。もう神業としか言えないようなフィレンツェの職人の技術力に感服！」と菅原さんの鼻息は荒い。