接待と手土産

パワーチャージできる中華料理店
[部長の名店。ひとり気ままにノスタルジックランチ]
赤坂珉珉

2022.06.03

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名物の「焼餃子」(660円)と「ドラゴン炒飯」(825円)。サービスのザーサイも美味。

風の吹くまま、気の向くまま。気負わず、自由な時間を満喫できるのが、ひとりランチのいいところ。せっかくならば、古き良き時代の薫りがスパイスのランチでタイムトリップを楽しむのも一興。

店先の食品サンプルディスプレーに心躍らせた子ども時代を思い出したり、時代の空気を吸い込んだ空間に居心地の良さを感じたり。昭和から令和まで50年以上(最も歴史ある店では100年以上)、変わらぬ味とたたずまいで愛されるノスタルジックな名店を紹介します。

〝クセになる味〞とはこのこと。夢中で頰張る元気飯

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鍋を振る音が心地良いカウンター席。奥には畳のテーブル席もあるので、夜は中華料理を囲んで一杯も。

ランチタイムにひとり、またひとりと住宅街の路地裏に吸い込まれていく──。

彼らの目的地は「赤坂珉珉」。日本の焼き餃子の元祖とも言われる「珉珉羊肉館」で修業した先代が、暖の れ簾ん 分けを許されて1965(昭和40)年に創業した中華料理店だ。いまでこそポピュラーになった餃子を酢コショウで食べるというスタイルは、ここ「赤坂珉珉」が発祥の地。2代目店主・清水 浩さんが「素材のうま味にこだわった餃子の味を知ってもらいたい」と、20年ほど前に考案した。肉汁と野菜のスープが口いっぱいに広がる「焼餃子」は、ボリュームがありながらも、酢コショウでさっぱりとした後味。

チャーシュー、ニラ、にんにく、卵と具材はシンプルながらもコクのある「ドラゴン炒飯」も、2代目が考案した人気メニュー。「にんにくが効いているので、“疲れているな”というときに食べると、元気が出ますよ」。その言葉どおり、胃袋もパワーも満たして午後も目一杯働けそうだ。

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※価格はすべて税込み価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.52 SPRING / SUMMER 2022」より転載

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Photograph: Eri Kawamura
Illustration: Akira Sorimachi
Text: Nanae Konishi

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