カジュアルウェア
Tシャツ一枚でもオシャレに見せるリバティのバンダナ
巻き方のコツをプロが伝授。
ファッショントレンドスナップ149
2022.07.20
バンダナが最新トレンドのアイテムとして注目されています。それも性別に関係なく、ファッションに興味のない人まで巻き込み盛り上がってきています。インスタグラムで#bandanaで検索すると、モード系ファッションが好きな人はセリーヌやディオールから発売されているバンダナを首に巻き、美容系女子はヘアアクセサリーとして使い、音楽フェス好きの人は70年代風にアレンジ……など、さまざまなバンダナの使い方があり、幅広い層に支持されているのがわかります。
そこで、今回はこのちょっとニッチだけれど、案外簡単に採り入れられるバンダナの魅力を探ります。
今回ご指南役でご登場いただいたのは、リバティ コレド日本橋店のスタッフのおふたり。リバティは、1875年にロンドンで美術品や生地などの販売店としてスタートした老舗で、その後革新的なプリントデザインのリバティ・ファブリックスが大流行し、いまではシャツやワンピース、バッグなども扱うライフスタイルブランドに。https://www.liberty-japan.co.jp/
オリジナルデザインのバンダナは、100年以上前のアーカイブにインスパイアされたもので、ヨーロッパブランドならではの上品な雰囲気が特徴。
左の男性スタッフのほうは、バンダナをたたんで帯状にして結んだ定番スタイル。
「Tシャツにバンダナを巻くだけで、いつものTシャツのコーディネートがちょっとオシャレな感じに見えてくると思いませんか。バンダナの先を出すか、Tシャツのネックの内側にしまうかはお好みです。この結び方の場合、一般的には首元ギリギリで結ぶことが多いのですが、夏はそれだと暑いので少し下側で結び、首との間に隙間を作るように巻くのがオススメです」と恩藤店長からのアドバイス。
昔々バンダナは、エリのない服を着たときに首を日光から守ったり、ほこりの多い場所で鼻や口をガードするなどギア的な使われ方をしていたことを考えると、夏のファッションアイテムとしては、実用性も兼ね備えた優れものだったのです。
こちらは、女性スタッフの巻き方。同じバンダナでも色と巻き方を変えるとエレガントな雰囲気がプラスされています。
白Tシャツにプリントのスカートという夏の定番スタイルに合わせているのですが、デニムパンツに替えても似合いそうですね。気分は映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーン!