カジュアルウェア
新潟の熟練職人が手がけたカシミヤのニットジャケット
スゴ技だらけでこれは絶対買い!
ファッショントレンドスナップ163
2022.11.09

細かなところに、ほかで見るような一般的なニットジャケットには無いこだわりが詰まっていました。
そのひとつが、袖口。なんと筒状の仕上げではなくテーラードのジャケットのようにボタンがつき、そこが開くという(本切羽風)という仕様なのです。こうした細部の作り込みがあるため、本格的な風格がプラスされます。
こうした細かな作り込みと独特のハニカム構造の編み方などを実現できたのは、新潟のベテランの職人(工場)との出会いがあってこそ。

「実はこのニットジャケットを作る工程で、廃棄材料ゼロにこだわりました。通常のアパレル製品の生産工程では、どうしても約20〜30%の裁断ロスが発生するのですが、私は成型編みのテクニックを駆使して裁断工程をなくし廃棄原料ゼロを実現しました」と最後に語る市勢さんの言葉に、いままでのファッションメーカーとはちょっと違う信念を持って起業したことが伺えました。
掲載した商品はすべて税込み価格です。
Photograph & Text:Yoichi Onishi