腕時計

BULOVA
【~懐かしい時へ~ 旅する腕時計。】

2022.12.26

写真・図版
ブローバ 「パーキングメーター」
ニューシネマの台頭やロックにフォーク、ブラックミュージックの隆盛など輝かしいアメリカンカルチャーの歴史を誇る1970年代は、ブローバにとっても黄金時代にあたる。この時期に絶大な人気を集めたモデルが復刻された。オリジナルと同様、ケースの形状、上部の2つのプッシュボタン、6時位置のリューズなど、70年代へのオマージュあふれるデザインが懐かしく新しい。クオーツ、ステンレススチール、ケース径43㎜、世界限定5000本、¥71,500(ブローバ相談室 0570-03-1390

腕時計の歴史はさほど古くはない。19世紀後半に開発、20世紀初頭に普及してから防水、GMT、クオーツなどさまざまな技術革新が行われ、数々の名作時計が生まれた。誕生から1世紀ちょっとでこれほど進化したアイテムも少ないだろう。

たゆまぬイノベーションは評価すべきだが、時としてひと息つきたい気分になることがある。それを満たす腕時計が復刻モデルだ。過去のものをリファインしたアイテムは、昔からのファンはもちろん、今のユーザーの琴線にも触れる。といってもただの懐古主義と割り切るべきではないだろう。先人が作り出した名作は決して遺物ではなく、各時代のデザインと技術の先進であり、復刻版を手にすることはその追体験だ。

常に未来へ進む機械の過去へのタイムトラベル。腕時計だからこそできるすてきな逆説を楽しんでみたい。

【旅する腕時計まとめ】

「アエラスタイルマガジンVOL.53 AUTUMN / WINTER 2022より転載

Photograph:Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling:Ai Imada
Illustration:Michiharu Saotome
Text:Keiji Kasaki(TEAM SPIRAL)
Edit&Text:Mitsuhide Sako(KATANA)

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