カジュアルウェア

アーカイブに眠る名作を再構築した、
エル・エル・ビーンのシャツブルゾン。

2023.10.02

アーカイブに眠る名作を再構築した、<br>エル・エル・ビーンのシャツブルゾン。
¥24,200/エル・エル・ビーン

キャンプを中心としたアウトドア人気がとどまることを知らない。自然の中で楽しむ食事やたき火といった行為自体の面白さはもちろんだが、スタイリッシュに進化を遂げるウエアや道具が人気を後押ししているのは間違いない。タフな環境下で頼りになる機能性と気の利いたギミック、そして理にかなったデザインはタウンユースにおいても有用だ。そこで、この秋、気になるアウトドアアイテムをピックアップ。プロユースの本格派からハイブランドの意外なアイテムまでアエラスタイルマガジン独自の視点でセレクトした銘品を紹介しよう。

日進月歩で進化する最新マテリアルやテクノロジーを身をもって体感できるのが、アウトドアウエアの魅力。一方、機能性は最先端でなくともカラーリングやデザインなど、時代性を反映した過去のアイテムがビンテージとして人気を博しているのも、アウトドアブランドの面白さと言えよう。今季で2シーズン目となるエル・エル・ビーンの「ジャパンエディション」は、現代的な感性を吹き込み、過去の名作をよみがえらせるコレクション。創業から1世紀以上にわたって培われた膨大なアーカイブを日本のデザインチームが再構築させる。写真のシャツブルゾンもゆとりのあるボックスシルエットや大きなフラップポケットなど、どこかレトロなたたずまいが現代では新鮮に映る。デザイン的なアクセントにもなったイエローの裏地は、フリースを配し、薄手でも保温性は十分。上までボタンを留めてきちんと装うもよし、アウター代わりにラフにはおるもよしと、1枚あればコーディネートの幅がぐっと広がる。

問/L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131

掲載した商品は税込み価格です。

<<<2023年アウトドアウエア特集 はこちら

Photograph: Ryohei Oizumi

Styling: Tomohiro Saito(GLOVE)
Text: Tetsuya Sato

買えるアエラスタイルマガジン
AERA STYLE MARKET

装いアイテム

おすすめアイテム

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 新馬場「中華あおた」で食らう<br>ロックンロールな町中華!<br>マッチと町中華。【第21回】

    新馬場「中華あおた」で食らう
    ロックンロールな町中華!
    マッチと町中華。【第21回】

    週末の過ごし方

    2024.11.22

  2. ブレザー人気が再燃。なかでもエルメスとブルックス ブラザーズ、<br>ラルフのビンテージものは争奪戦が激アツ!<br>ファッショントレンドスナップ206

    ブレザー人気が再燃。なかでもエルメスとブルックス ブラザーズ、
    ラルフのビンテージものは争奪戦が激アツ!
    ファッショントレンドスナップ206

    カジュアルウェア

    2024.11.21

  3. 新生MUJI Laboのコスパ最高で<br>エコ&エシカルなジャケット<br>ファッショントレンドスナップ205

    新生MUJI Laboのコスパ最高で
    エコ&エシカルなジャケット
    ファッショントレンドスナップ205

    カジュアルウェア

    2024.11.14

  4. 2024年の締めくくりは高輪「壇太」の出世餃子!<br>今年も一年サンキューベリーマッチ!!<br>マッチと町中華。【第22回】

    2024年の締めくくりは高輪「壇太」の出世餃子!
    今年も一年サンキューベリーマッチ!!
    マッチと町中華。【第22回】

    週末の過ごし方

    2024.11.29

  5. ふたりの兄弟が立ち上げた<br>「 最後の砦」大阪に現る<br>【センスの因数分解】

    ふたりの兄弟が立ち上げた
    「 最後の砦」大阪に現る
    【センスの因数分解】

    週末の過ごし方

    2024.12.03

紳士の雑学