カジュアルウェア

美しい“白”をキープする、
タンジェネットのカットソー。

2023.10.10

美しい“白”をキープする、<br>タンジェネットのカットソー。
¥11,000/タンジェネット

キャンプを中心としたアウトドア人気がとどまることを知らない。自然の中で楽しむ食事やたき火といった行為自体の面白さはもちろんだが、スタイリッシュに進化を遂げるウエアや道具が人気を後押ししているのは間違いない。タフな環境下で頼りになる機能性と気の利いたギミック、そして理にかなったデザインはタウンユースにおいても有用だ。そこで、この秋、気になるアウトドアアイテムをピックアップ。プロユースの本格派からハイブランドの意外なアイテムまでアエラスタイルマガジン独自の視点でセレクトした銘品を紹介しよう。

洋と和の融合を掲げ、日本のモノづくり遺伝子を広く届けることを目指すジャパンブランド、タンジェネット。写真の「チャンプ Tシャツ」は、極限まで高密度で編み立てたジャージー素材を採用。ハリのある生地に加え、ゆったりとした身幅や水平な肩線、脇下から垂直に入った2本のダーツなど、緻密なパターンメイキングにより、着る人の体形ごとに異なる優美なドレープが生まれる。アウトドアを想定したTシャツと聞けば、抗菌や防臭などの機能を想像するが、今回注目したのは、生地に施された撥水性を伴う特殊な仕上げ加工。これにより、汚れが付着しにくいだけでなく、経年による黄ばみ変色を防ぎ、一度洗濯すれば美しい白が続くという。汚れやすく汗をかきやすい屋外では、お気に入りのTシャツも繰り返し何度も洗濯を重ねることになる。いつまでもクリーンな状態で着られることを追求して生まれたこんなTシャツであれば、野外でも細かいことを気にせずラフに着倒せるのだ。アウトドアブランドにはないコンテンポラリーなたたずまいは、他人とは違う個性も演出できる。自分のスタイルを曲げることなく、アウトドアライフを楽しみたい人におすすめしたい。

問/タンジェネット mitsuruyoshiya@gmail.com

掲載した商品は税込み価格です。

<<<2023年アウトドアウエア特集 はこちら

Photograph: Ryohei Oizumi

Styling: Tomohiro Saito(GLOVE)
Text: Tetsuya Sato

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