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トヨダトレーディング
スーツ
進化するクラシコの肖像。
─俳優・町田啓太が着こなす、新しいラルディーニ─
2023.11.02
「進化する」とは単に変わることではなく、そこに遺伝的要因と環境的要因が不可欠である。ラルディーニの進化は、それまでのDNAを引き継ぎつつも、時代という環境要因を無視できない。俳優・町田啓太もまた自身のバックボーンを大切にしながら、時代と共に進化している。
スタジオのテーブルの上には、初めて町田啓太が出演した4年前の本誌が置かれていた。まだ20代の町田の表情はどこかあどけなさが残っていて、カメラに向かっておどけた表情を見せている。
いまカメラの前に立つ町田はラルディーニの新しいダブルのスーツに身を包み、凛々(りり)しい大人の表情でたたずんでいる。英国調のグレンチェックをまとい、天に向かって突き上げるピークドラペルは、あの頃よりもパンプアップしたという胸板にこそふさわしい。
「自分自身、変わってきているという意識はあります。たくさんの人に支えられ、教えてもらいながら、いい意味で変わることができている。はじめの頃は必死だったけれど、いまはとてもいいチームで、表現することの面白さを楽しみながらできているんじゃないかなと思えるんです」
近年定着した黒のセットアップは、変わりゆくビジネススタイルを象徴するもの。いま肩の力を抜いて仕事に取り組む町田のリラックスした表情のように、白いスニーカーが、ふとした抜け感を醸している。
アンコンジャケットのラペルにアイコニックなフラワーシェイプのラペルピンを取り付け、メンズウエアに「エレガント」という言葉を定着させたのはラルディーニだ。クラシコ・イタリアに代表される、雄々しくも色気をたたえるスタイルから、アンコンストラクションのやわらかなフォルムと婉曲(えんきょく)的な表現で、男たちのスタイルを進化させてきたのだ。
ラルディーニは進化している。クリエイティブディレクター、ルイジ・ラルディーニ氏は「ブランドは永く共に歩んできた仲間たちに支えられ、ゆっくりと進化を遂げてきた」と語っている。今年はピッティ ウオモへの出展を取りやめ、ミラノ コレクションウィーク中にプレゼンテーションを実施。ブランドの新たな展開には、メンズファッションの行方と共に期待が寄せられる。
町田もまた変わりゆく。「次はどうなるんだろう?と、変わることに期待されたい」と笑った。ステージを一段ずつゆっくりと、町田もラルディーニも登っている最中だ。
町田啓太(まちだ・けいた)
1990年生まれ。俳優、劇団EXILEメンバー。映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』『太陽とボレロ』『ミステリと言う勿れ』、テレビドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)、『ダメな男じゃダメですか?』(テレビ東京)、『unknown』(テレビ朝日系)、『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』(NHK)、『フィクサー』(WOWOW連続ドラマW)など話題作に多数出演。来年には大河ドラマ『光る君へ』の出演が控える。5号連続で表紙出演中の『アエラスタイルマガジン』vol.55も要チェック!
問/トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
http://www.toyodaco.jp/lardini_shoplist/
Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up:KOHEY
Text:Yasuyuki Ikeda