コート

ブルゾンとの2WAYで着られる、
トラディショナル ウェザーウェアのフィールドコート。

2024.03.14

ブルゾンとの2WAYで着られる、<br>トラディショナル ウェザーウェアのフィールドコート。
¥47,300/トラディショナル ウェザーウェア

春の始まりを表す「初春」とは、立春過ぎから3月上旬あたりを指す季語。やわらかな日差しに照らされ、日中13℃~15℃前後を記録するこの時期に活躍するのが薄手のスプリングコートだ。素材感やカラーも含めて春らしく軽快なたたずまいは、さっとはおるだけで装いをおしゃれに仕上げてくれる。王道のトレンチやステンカラーをはじめ、ミリタリーコートにテックアウター……etc.。多種多様なデザインがあるなかで、この春に着たいおすすめの1着を日替わりで紹介する。

ウィメンズで大人気のフィールドコート「エルガン ロング」を、メンズ仕様にモディファイした一着。素材には撥水性を備えたポリエステルを採用。軽くてしなやかな表情が淡いオリーブグリーンの色みとあいまって、従来のミリタリーウエアにはない洗練されたムードを醸す。ストンとした縦長のシルエットは、スラックスやワイドパンツなど、合わせるボトムスを選ばないのもポイント。そして、このコート最大の特徴がブルゾンとしても着られる2WAY仕様。内側に折り返してスナップボタンを留めれば、着丈が29cmも短くなる。フラップボタンの少し上でカットされた前立ては、ブルゾンとして着る際、折り返しても干渉しないための仕様だが、それを逆手に取ってデザイン面にも寄与するなど、細部までよく考えられている。天候や合わせるアイテム次第で、コートとブルゾンを選べるとあって、着こなしのバリエーションもぐっと広がりそうだ。

  • スプリングコート特集14_トラディショナルウェザーウエア1 500_1
    高めのスタンドカラーは、ボタンをはずせばステンカラーのような雰囲気に。インナーにモックネックやタートルを合わせたり、ストールを巻くと首元に立体的なニュアンスを添える。
  • スプリングコート特集14_トラディショナルウェザーウエア2 500_2
    背面に配したアンブレラヨークで、雨水が内側まで染み込まずするりと滑り落ちていく。袖付けはラグランスリーブで腕まわりの運動性を確保。
  • スプリングコート特集14_トラディショナルウェザーウエア3 500_3
    ボタンを留めるだけで、あっという間にブルゾンへと変身。コートとは異なり、ぐっとカジュアルな雰囲気になるので、アウター2枚分の価値がある。

問/トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店 03-6810-0388

掲載した商品は税込み価格です。

<<<2024年スプリングコート特集 はこちら

Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato

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