小物
ウェリントン型の眼鏡
[俳優・板垣李光人、なりたい自分へと導く眼鏡。]
2024.05.07
眼鏡は視力補正のギアであると同時に、もう一人の自分を創るモノ。「強く見せたい」「優しくなりたい」「小粋を気取りたい」etc.。変幻自在の演技で話題をさらう板垣李光人。新作眼鏡を駆使して見せる4つの顔は、果してどれが本当の彼なのか……?
知性漂うウェリントン型で「微笑む男」。
トラッド眼鏡の一角を占める、スクエアなフォルムが知的なウェリントン。特にクラシカルなベッコウタイプは、真面目なスーツスタイルと相性抜群。表情までキリッとストイックに保つことで、デキる男を演じることも至極簡単なのだ。だからこそ、ふとした瞬間に笑顔を見せたなら、極上のギャップが生み出せる。その使い分けが自在にできたなら、もう勝ったも同然。
笑顔を引き立てたい場合は、クールなフォルムの眼鏡が効果的。いわゆるウェリントン型は知的に見せる眼鏡の定番品。普段は凛々しくありながら、笑顔を見せることで、優しさが倍化するのだ。
上/アーチ・オプティカル
フロント上部の眉のラインにエッジを持つクラウンパント風。表情に個性が備わる。
中/トゥミ
知的でありつつクリアブルーが爽快な印象。上着などとカラーをそろえて楽しみたい。
下/ロッツァ
角の取れた横長デザインは、顔型を選ばずマッチする万能デザイン。ブラウンを軸にフロントの下半分を明るいカラーにしており、クラシカルな印象も併せ持つ。リッチな雰囲気を放つゴールドパーツ使いも特徴。
板垣李光人(いたがき・りひと)
2002年生まれ。名前はドイツ語の光(リヒト)から。10歳で俳優デビュー。NHKの大河ドラマでは『どうする家康』など、これまで3作品に出演。今季のテレビドラマ『マルス-ゼロの革命』(テレビ朝日)では主役の相棒を好演。2024年4月に公開される映画『陰陽師0』、報道番組『news zero』(日本テレビ)に出演。俳優業のほかアートの分野など、多方面で活躍する新進俳優として、広く注目を集めている。
板垣李光人さんがVoicyに登場! 撮影の裏話やアレコレお聞きしました。上記リンクからお楽しみください!!
Photograph: Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling: Kohei Kubo(QUILT)
Hair&Make-up: Kato(TRON)
Text: Tsuyoshi Hasegawa(TRS)