週末の過ごし方

極上のお菓子を心ゆくまで味わえるアフタヌーンティー
「ラ・メゾン・ド・ビィ」で楽しむ至福のスイーツ体験。

2024.11.11

極上のお菓子を心ゆくまで味わえるアフタヌーンティー<br>「ラ・メゾン・ド・ビィ」で楽しむ至福のスイーツ体験。

今年の5月、銀座みゆき通り沿いにオープンした「ラ・メゾン・ド・ビィ(La Maison de la Bergeronnette GINZA)」。数々の名店で研鑽(けんさん)を積んだシェフパティシエの関 啓吏が作り上げるデザートとアフタヌーンティーに特化したデザートサロンだ。「お菓子やスイーツを通して上質な幸せを追求する」というビジョンを掲げた同店では、お菓子の概念が変わる体験ができるという。

今回体験したメディア向けの試食会では、アフタヌーンティーのほか、関シェフのシグネチャーメニューであるパフェ「カカオ王国の空中庭園」を味わうことができた。関シェフが作り上げる逸品の数々は、いずれも口にした瞬間から五感を刺激する華やかで豊かな味わいが広がり、驚きと喜びに満ちた幸せなひと時を与えてくれた。

1050_ラメゾンドヴィ_スコーン

温かいスープからスタートするアフタヌーンティー。スコーンや焼き菓子に加え、自家製天然酵母と麻炭の真っ黒なパンに、国産グラスフェッドビーフである八崎牛のローストビーフや平飼い卵のタルタルが挟まれたサンドイッチなど、そのときどきのおいしさを追求した、希少かつこだわりに満ちた食材を使用している。

1050_ラメゾンドヴィ_黒騎士のピクニック

ペストリーはもちろん、軽食もスイーツのように彩り豊かに演出され、卵サンドイッチにはクミンとクランベリーのアクセントを加えるなど、パティシエらしい感性が随所に盛り込まれているのが印象的だった。

400_ラメゾンドヴィ_ドリンク

ドリンクメニューも充実している。各国の王族に愛されるキャッスルトン茶園のダージリンをはじめとした紅茶はもちろん、世界中から厳選した生豆をこれぞという一流焙煎士に依頼した浅煎りから深煎りまで4種のスペシャルティコーヒーやジュースなど、さまざま個性を持つ究極のドリンクがそろっており、時間とおなかの許す限りすべて飲んでみたいと思うほど。

そして、アフタヌーンティー以外にもぜひ味わってほしいのが、関シェフのシグネチャーメニューであるアマゾンカカオとバナナのパフェ「カカオ王国の空中庭園」だ。“空中庭園”の名のとおり、層に分かれた器の最上部は宙に浮いたように盛り付けられ、カカオアイスをはじめ、ジュレやクリームなど、希少なアマゾンカカオを惜しみなく使用し、さまざまな味わいと食感が楽しめる。

1050_ラメゾンドヴィ_カカオ王国の空中庭園

また、お土産として購入できる2種のクッキー缶にも注目したい。「Fleurir(フルリール)」は、色鮮やかな有機ビーツのメレンゲを中心に6種類のクッキーを詰め合わせている。「Heriter(エリテ)」は、京都の畠山製茶の有機抹茶を使用したクッキーや、老舗味噌屋「山利」の白味噌を練り込みアクセントに生姜を利かせたクッキーなど、8種を詰め合わせている。いずれも着色料、香料、化学調味料、保存料、白砂糖を一切使用せず、無農薬・有機・オーガニック素材にこだわっている。こちらは店舗での販売のほか、オンラインショップでも購入可能なので、大切な人への手土産としても重宝しそうだ。

  • 1050_ラメゾンドヴィ_フルリール
    Fleurir(フルリール) 4100円
  • 1050_ラメゾンドヴィ_エリテ
    Heriter(エリテ)5500円

こだわりぬいた素材を、味だけでなく香りや食感まで最大限に引き出した、目にも鮮やかな逸品の数々。すべて予約制となるが、アフタヌーンティーだけでなく、パフェや軽食などを単品で楽しむこともできる。店名にあるセキレイ(Bergeronnette)が住む清らかな空間をイメージした落ち着いた店内で、関シェフが作り上げる妥協のないお菓子の世界を堪能してみていただきたい。

ラ・メゾン・ド・ビィ(La Maison de la Bergeronnette GINZA)
東京都中央区銀座5-5-12 HULIC&New GINZA MIYUKI5 9階
営業日/火曜日〜日曜日 11:00〜20:00 ※当面の間は完全予約制
定休日/月曜日 ※祝日の場合は営業し、翌火曜日休み
ナチュラルアフタヌーンティー 1万5000円~ ※税込み
問/03-6264-5536
https://bergeronnette.jp/ja/

掲載した商品はすべて税込み価格です。

Text:AERA STYLE MAGAZINE

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