SHOWCASE
新時代の万能革靴は
ほんのりフレンチ顔

2025.05.28

始まりのシーズンにふさわしい、気分を高めてくれるアイテムを厳選。

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本格靴製造の聖地である英国・ノーザンプトンにて、1879年に創業したクロケット&ジョーンズ。伝統的な外羽根Uチップ型をモダナイズさせたモデルがこのシェルトン5。中庸的な木型「375ラスト」を使用しており、日本人の足型にもフィットしやすく歩きやすい。靴底には機能性に優れたダイナイトソールを採用。¥126,500/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル 03-5754-3561

仕事に責任を持つビジネスパーソンならば、ここぞのシーンを考慮して、本格仕立てのドレスシューズを用意しておくべきだ。以前ならばクラシカルなストレートチップかプレーントウがお約束。しかし時代は革靴さえもカジュアルかつアクティブなものへとシフトさせている。ゆえにこの始まりのシーズンに新たな一足を希望するのであれば、ぜひ次世代ドレスシューズにトライしていただきたいのだ。

 クロケット&ジョーンズのシェルトン5は、いわば外羽根式のUチップ。ただしコイツはどこか洒落た顔立ちとなっているのが特徴だ。エプロンと呼ばれる甲革はやや小さめで、トウ部分を広めに取ったデザインが、どこかフレンチ靴を思わせるたたずまい。もちろん生粋の英国メイドゆえ、作りは緻密かつ堅牢そのもの。まさに英仏の良い部分を巧みにブレンドさせた新・革靴なのである。

 これなら今風なオーバーサイズのセットアップに軽妙にマッチするだけでなく、オフにはきたい太めパンツとも好相性。しかもこのシェルトン5は、柔軟性と耐水性を兼備する、高品質なワックスカーフを採用する。ソールも厚手のゴム製なので、天候にかかわらず使用できるところも魅力。新たな一歩を安心して踏み出せる、頼もしい相棒と言えるのだ。

「アエラスタイルマガジンVOL.58 SPRING / SUMMER 2025」より転載

Photograph: Tetsuya Niikura(STUDIO29)
Styling: Masahiro Tochigi(QUILT)
Text: Tsuyoshi Hasegawa(TRS)

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