週末の過ごし方
王 貞治も通った後楽園の老舗『中華料理 新三陽』
野球好きのマッチもテンションMAX!
マッチと町中華。【第31回】
2026.01.30
どんなときでもギンギラギンに人生を謳歌(おうか)するマッチがあの町、この町の味アリな中華料理店をめぐりながら、ラーメンをすすり、ときにはビールを飲みながら餃子を頰張る、わんぱくな大人のための食の探訪記。今回、マッチが訪れたのは野球界のレジェンドもこぞって足を運んだことで知られる「中華料理 新三陽 後楽園店」。東京ドームに隣接する遊園地の真向かいで歴史を刻む中華料理店で、マッチもエキサイティンgood!
後楽園の遊園地と聞いて昭和世代が思い出すのは「僕と握手!」という戦隊ヒーローのうたい文句。この日、マッチが胃袋をつかまれに訪れたのは、昭和25年から続く「中華料理 新三陽 後楽園店」だ。
店先のガラスケースに“野球界のスーパーヒーロー”王 貞治さんのサイン色紙が飾られているのを見つけ、元野球少年のマッチはすでにテンションが上がっている様子。「すごいね。試合の後とかにいらしていたのかな。やっぱり王さんといえば、一本足打法だから。このお店にも片足でジャンプしながら来ていたかもしれないね」とジョークを飛ばすマッチ。
大にぎわいの1階のテーブル席を抜けて2階席へ上がると、窓の外には赤と青にカラーリングされた遊園地の観覧車が。「万博のミャクミャクに見える!」と言いながら、卓上のメニューをじっくりとチェックする。昭和から令和まで“脈々”と受け継がれてきた名物料理がずらりと並ぶが、もちろんトップバッターはビールと餃子に決まり!
「このかいわいは東京ドームがあるから何度も来ているけれど、遊園地も楽しそうだね。(遊園地には)もう何年も行ってないけれど、僕はジェットコースターも全然平気。子どもの頃から事務所のレッスンを抜け出して近くの急坂でよっちゃん(野村義男さん)とスケボーしていたからスピード系には慣れっこだね(笑)。お化け屋敷もそんなに抵抗はないかな。さすがにリアルな心霊現象は怖いけど。大人になると、経験が増えるぶんちょっとこれは怖いからやめておこうということってあると思うんだけれど、僕は逆にそういうのが少なくなったかも。まあ、昔から“怖いもの知らず”な部分はあったかもしれないけど」と笑うマッチのもとに餃子が運ばれる。
マッチといえば、1個目の餃子はまず手づかみでいただくのが流儀。熱々を頰張りながら「皮の厚みがタイプ! しかも餡の肉がゴロッとしているのもいい! 肉汁で唇がつやつやになるから冬でもリップクリームいらずだね」とうれしそうにビールを飲む。“怖いもの知らず”といえば、バンジージャンプにも挑戦したことがあるとか?
「そうそう(笑)。マカオに行ったときにね。スカイダイビングで慣れているというのもあって、3、2、1の号令がかかった瞬間にすぐ飛んだ。マカオタワーのバンジージャンプって220メートルくらいの高さがあって、落下時速は200キロくらいなんだって。高所恐怖症の人が聞いたらとんでもない!と言われると思うけれど、これはなかなか爽快ですよ。いつかよっちゃんを誘いたいと思っているんだけれど絶対に『マッチ君、ひとりでどうぞ』と言われそう」と大好きなシナチクをつまみにビールを飲み、すっかり気分も爽快!?
『新三陽』といえば“五大麺”と呼ばれる麺料理が人気だが、マッチが選んだのはきのこそばでもフカヒレそばでも珍しいバイ貝そばでもなく、シンプルなもやしそば。豚ガラと鶏ガラのWスープと、とろりとしたもやしの餡かけのコンビネーションがマッチに大ヒットしたようで「これはおいしいね! スープにも深いうま味があるんだけれどそれが麺によく絡む。体の内側から温まるってこういうことだよね」と一気に完食。
麺と悩んで追加で注文した麻婆丼も「後追い系の辛さでヤミツキになる! これは二日酔いの日に食べたくなるね」とお酒好きならではの発言も。
店の前で記念撮影をしながら、店主に「あの観覧車、ミャクミャクに見えません?」と尋ねると「ゴンドラのなかでカラオケができるそうですよ」という耳寄りな情報が。「それは、リサイタルやるしかないね(笑)。その帰りにもやしそばを食べに来させてくださいね」と“後楽園で握手”を交わしたマッチであった。
中華料理 新三陽 後楽園店
住所/東京都文京区本郷1-33-8 ハウス本郷
電話/03-3814-0434
営業/11:00〜14:30、17:00〜21:00
定休日/日・祝
102席
近藤真彦(こんどう・まさひこ)
1964年生まれ。歌手、俳優、レーシングチームオーナー兼監督、実業家。1979年テレビドラマ『3年B組金八先生』でデビュー。1980年以降はソロ歌手として、『スニーカーぶる~す』『ギンギラギンにさりげなく』『ハイティーン・ブギ』『ケジメなさい』『愚か者』などなど、ヒット曲を多数発表。現在もコンサートやディナーショーで多くの観客を魅了し、そのスター性は健在。
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マッチさんが訪れた店舗には、ご本人からオリジナルステッカーをお配りすることになりました。記事掲載された店舗に足をお運びの際は、このステッカーを探してみてください!
Photograph: Akira Maeda(MAETTICO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: GONTA(weather)
Text: Keiko Kodera