接待と手土産
「柳川藩主立花邸 御花」のかもなか。
すべて実食! 自慢の手土産 #160
2026.02.19
大名家ゆかりの農園で育った柑橘が香る、鴨の形の愛らしい最中。
サクっとした皮としっとりした餡(あん)がおいしくて、日本茶だけでなく、コーヒーや紅茶にもよく合う。軽くて持ち運びにも便利で、手土産としても人気の最中(もなか)。今回紹介するのは、福岡県柳川市の「柳川藩主立花邸 御花」がリニューアル1周年を記念して発売した、鴨モチーフの最中「かもなか」だ。
「柳川藩主立花邸 御花」は、市中に網の目のように張り巡らされた水路を、船頭が操る舟で巡る川下りで知られる水郷の町、柳川の地に根差す料亭旅館。戦国時代から続く大名家の末裔の立花家が今も守り続け、日本で唯一泊まれる国指定名勝の宿泊施設でもある。
御花の象徴である美しい日本庭園「松濤園」には、例年シベリアから鴨が渡来し、ひと冬を過ごし、やがて春の足音が近づくと、北の国へと旅立っていく。たくさんの子鴨たちが、わがもの顔で楽しげに池で遊ぶその姿は、立花家の人々に長年愛されてきた。宿を訪れるゲストも、愛らしい鴨たちの姿にみんなの目が釘づけになる。
そのぷくっとふくよかなかわいい鴨のフォルムをみごとに再現し、香ばしく焼き上げた最中の皮に、柑橘系のフレーバーを忍ばせた小倉餡(あん)をぎっしりと詰め込んだ。小豆の優しい甘みに、みかん果汁の爽やかさとピールの苦みが加わって、なんとも言えないくせになる味わいに仕上がっている。しかも、そのみかんは、日本で最初の早生みかんの栽培に成功した立花家の専用農園「橘香園」で育まれた貴重なみかんなのだ。
こだわりの最中の製造元は、安産の神として有名な宇美八幡宮内に工房を構える名店「季のせ」。熟練の技に遊び心の加わった和菓子が人気で、今回の最中も懐かしさと新しさのバランスが絶妙だ。
生涯つがいで寄り添う鴨は、夫婦円満や家庭円満、良縁の象徴。その鴨をモチーフにした「かもなか」は、贈り物にふさわしい縁起のいいお菓子でもある。大名家の家紋入りの上品なボックスの中に、2羽のかもなかが仲良く並び、それを松濤園の池を模したエメラルドグリーンの和紙がやさしく包み込む。手のひらサイズのボックスは持ち運びにも便利で、そっと荷物に忍ばせれば、大切な人への手土産に重宝しそうだ。
柳川藩主立花邸 御花
福岡県柳川市新外町1
営業時間/ギフトショップお花小路10:00~16:00、宿泊棟ロビー7:00~22:00
定休日/年始
価格/880円(かもなか2羽入り・ギフトボックス仕様)※税込み
問/0120-336-092
https://ohana.co.jp/