週末の過ごし方

Suggestion
【「旅」を美しく彩るクルマは、
「人生」を変えてしまう魔法を持つ。】

2026.05.12

Suggestion<br>【「旅」を美しく彩るクルマは、<br>「人生」を変えてしまう魔法を持つ。】

都市のまぶしさの中に身を置く心地よさは、かけがえのないものだが、季節の風物詩を求め、ふと旅に出たくなる。

駅弁や文庫本を買い込み、鉄道で行く旅には、特有のムードが味わえるが、細かな計画や念入りな荷物のパッキングが煩わしくなり、つい「来年にしよう」と旅を先送りしてしまうことがある。

その点、クルマを使うと計画や準備がイージーで、思い立ったときに出発すればいい。不精者の筆者も、季節を問わず「旅はクルマで」と決め込んでいるひとりだ。

旅先で装うファッションアイテムを多く用意してしまっても、後部のトランクにたっぷり荷物を積み込めるというのもクルマ旅のメリット。また、お気に入りの音楽を流すなど、車内での時間も気ままに楽しめ、会話も弾む。

もちろん、すてきな風景を目にしたら、その興奮に遠慮なく声をあげることだってできる。同乗者と過ごす移動時間がこのうえなく大切なものになるに違いない。

「旅」を美しく彩るクルマは多く存在するが、スポーツカーなら軽快にハンドルを捌(さば)きながらクルマとの一体感を楽しめ、オープンカーなら爽快な風を感じて走ることで顔がほころぶ自分に気づくだろう。

乗り入れ可能な湖畔や海岸線では、余裕あるロードクリアランス(最低地上高)のSUVなら、水際近くまで乗りつけられ、きらめく水面が織りなす絶景に深い感銘を受けるだろう。

そのクルマを手にした前とあとで旅の価値観ががらっと変わってしまうほどの魅力。それらは、ライフスタイルや生き方までも変えてしまう醍醐味(だいごみ)にも満ちているはずだ。

「アエラスタイルマガジンVOL.60 SPRING/SUMMER 2026」より転載

Edit & Text: Haruhiko Ito(office cars)

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