週末の過ごし方
海の先の沖縄の魅力を求め、
ザ・リッツ・カールトン沖縄へ。
2026.09.29
「沖縄へ行く」と聞いてまず思い浮かべるのは、やはり海だろう。青い空に、透き通った水。ビーチに身を横たえ、何もしない午後を過ごす。もちろんそれは、いつだって魅力的だ。けれど、何度か沖縄を訪れたことのある大人たちなら、そろそろ少し違う沖縄に目を向けてもいいはずだ。
たとえば、本島北部に広がる「やんばる」。亜熱帯の森が広がるこの地域では、ぜひ木々の間を抜ける風や鳥の声に耳を澄ませてほしい。いかにも南国らしい海辺の開放感とは趣の異なる、深く、静かな時間がやさしく流れていることに気づくだろう。
そんなやんばるの緑に囲まれた名護の高台にたたずむのが、ザ・リッツ・カールトン沖縄だ。2026年夏、ホテルはレストラン、エントランス、ロビーラウンジ&バー、フロントなどをリニューアルし、滞在体験を大きくアップデートした。
この場所でしか味わえない新たなラウンジ体験
新しくなったホテルで印象的なのは、単に空間を美しく整えただけではなく、「沖縄でどう過ごすか」という体験そのものを見つめ直していることだ。
たとえば食。新たに誕生した「リヴァ リストランテ」では、南イタリアと沖縄、ふたつの土地が育んだ食文化や感性を融合。大皿を囲んで料理を分かち合うシェアスタイルや、シェフが目の前で仕上げるパスタなど、食べる時間そのものを楽しませてくれる。
リヴァ リストランテ自慢のパッケリ・ペスカトーラ。
Tボーンステーキはフィレンツェ流の肉厚さ。
装いを新たにした鉄板焼「喜瀬」では、沖縄県産の黒毛和牛や新鮮な魚介、野菜など、この土地の恵みを厳選。素材それぞれの個性を引き出しながら、沖縄の“豊かさ”を存分に味わえるコースに仕立てる。器やグラスに琉球の名工へ特別にオーダーしたものを用いるなど、料理の周辺にも土地の物語が息づくのもうれしい。
沖縄料理「グスク」もまた、この土地の暮らしに根ざした郷土料理を大切にする。県産のあぐー豚や黒毛和牛、魚介を味わうしゃぶしゃぶを中心に、手作りのジーマーミ豆腐や沖縄そば、石焼きタコライスなどをそろえ、親しみのある沖縄の味を洗練された一皿として楽しませてくれる。
グスクのディナーは、「特選三種」しゃぶしゃぶコースがオススメ。
ブレックファストは、ビュッフェスタイルで多様なスタイルを楽しめる。
ホテルの外にも、魅力的な沖縄が待っている。今回のリニューアルを機に、ホテル初となるアクティビティ専任の「ゲストエクスペリエンス チーム」が発足。世界自然遺産「やんばるの森」でのトレッキングやサイクリングをはじめ、海や星空、マングローブ、さらには芭蕉布や伝統琉球紅型染めなど、沖縄の自然と文化に触れる32種類のプログラムが用意された。
ストレッチと瞑想を融合させた「琉球フローティング サウンド ヒーリング」。
「やんばるサイクリングアドベンチャー」では山々の雄大な景色を楽しみたい。
海だけではない沖縄を知るなら、やんばるへ。ザ・リッツ・カールトン沖縄を拠点に、森と文化、そして美食と触れ合う――。次の沖縄は、北を目指したい。
ザ・リッツ・カールトン沖縄
住所:沖縄県名護市喜瀬1343-1
電話番号:0980-43-5555
URL:https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/okarz-the-ritz-carlton-okinawa/
Text:AERA STYLE MAGAZINE