接待と手土産
「Shonan Soy Studio」のみそぶし。
すべて実食! 自慢の手土産 #161
2026.03.12
日本の伝統食品・味噌の魅力を凝縮して、いつでも手軽に。
味噌と言えば、アミノ酸たっぷりの発酵食品であり、いつも身近にある日本の伝統の調味料。神奈川県大磯町の「Shonan Soy Studio」が開発した「みそぶし」は、その味噌をチーズのように固めて、削って使うというユニークな商品だ。コンセプト作りから3年もの月日をかけたという全く新しい味噌は、想像を超えるおいしさで、万能調味料としても活躍してくれる。
白と黒の2種類があり、白は3カ月熟成の優しい味わいで、黒は3年熟成でコクがあり、濃縮感が強い。味の決め手となる味噌には、170年の歴史を持ち、今も木樽と手作業にこだわる加藤兵太郎商店のものを使用。Shonan Soy Studioから車で20分ほどという“ご近所”でもあり、今の代表を務める7代目が商品開発に積極的に協力してくれた。無添加で安全性も高く、なによりうま味が強いとShonan Soy Studioの代表で商品開発を担う小野岡圭太さんは太鼓判を押す。
小野岡さんは、米国やイタリアで過ごしている時に、外から見る日本の伝統産業の素晴らしさに気づき、それをグローバルに広めていくことに人生をかけたいと起業した。
味噌を固形にするのは一見簡単そうに思えるが、これが至難の業だった。肉や魚の余分な水分を取り除くときに塩をかけることでもわかるように、水分は塩を目がけて集まってくる。味噌に12%ほど含まれる塩分が水分を吸い寄せてしまうから、表面は固まっても、中は水分を含んで柔らかなまま。試行錯誤を2年ほど繰り返した末に、やっと独自の乾燥法を編み出した。あきらめなかったのかと聞いてみたが、味噌は完全植物性の発酵食品で、健康にもいいことが海外でもよく知られている。成功すれば需要はあると確信していたそうだ。
実際、今や箱根富士屋ホテルや、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツなどの有名ホテルやレストランでも使用され、ヴィーガンにも対応できるとミシュランシェフからもラブコールが絶えない。和食のみならずフレンチやイタリアンにも大活躍するのだ。
使い方はいたって簡単。包丁で薄くスライスしたり、チーズグレーターで削ったりで、手間いらず。私はゆで豚にスライスしたみそぶしを載せてソース代わりに使ったり、グリルしたアスパラガスやパプリカに振りかけたり。たたいたキュウリもこれがあれば、おしゃれな一品料理になる。
醬油ほど塩味がストレートではなく、味噌ならではのコクもあって、特にすり下ろすと、いい感じにパラパラになる。つまんで口に含むと、味噌汁でおなじみのあの風味が広がって、手が止まらなくなる。白と黒をミックスしたり、自分の好みでいろいろ試せるのも楽しい。
チーズグラインダーの描かれた白と黒のセンスのよいボックスに大切に包まれ、ギフトとしての外見も申し分ない。日本の伝統的な味をいつでも手軽に味わえるようにした「みそぶし」は、いわば味噌を再定義し、新たな魅力を開花させた画期的な食品。日本人なら誰でも喜ぶなじみのある味であり、もちろん海外の人へのお土産にももってこいだ。
Shonan Soy Studio(ショールーム)
神奈川県中郡大磯町西小磯123
営業時間/11:00〜17:30
定休日/月~水曜日
価格/白 ギフトボックスあり2700円、黒 ギフトボックスあり2700円など ※税込み・送料別
https://www.shonansoystudioinc.com/
※一部に在庫切れの商品がある場合があります。