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来たるべき猛暑を乗り切る“涼”ガジェット&グッズ5選
【vol.5 TSUTSUのタンブラー】
2026.08.06
気象庁が6月23日に発表した3カ月予報によると、7月、8月は全国的に平年より気温が高くなる見込みだという。2025年夏の平均気温が、1946年の統計開始以降、歴代1位の高温となったことを鑑みれば、今年も文字どおり“命に関わる暑さ”が予想される。そこで、来たるべき猛暑をスマートかつ涼やかに乗り切る最新ガジェット&グッズ5選をピックアップ。
夏場の熱中症予防として、日除けと同じくらい重要なのが適切な水分補給である。そのため、保冷機能を備えた水筒は今や必携品ではあるが、毎日使うものだからこそ人と同じものは避けたい。今回、紹介するTSUTSU(ツツ)のタンブラーは、そんなこだわり派の諸兄をも唸らせる逸品だ。
2023年のリブランディングを経て新たに誕生したTSUTSUは、日本、いや世界有数の金物の町、新潟県・燕三条発のステンレスボトルブランド。その卓越した金属加工技術は、小さなボトルの多方に生かされている。例えば、本体の真空三重構造もそのひとつ。保温効果に優れたアルミを中心に、ステンレスでサンドした真空状の層になっており、熱をできるだけ吸収しないように、内側のステンレスを0.1mm以下の薄さに加工。保冷タンブラーとしての機能性を測る保冷効力(※)は、6時間後でも9℃以下をキープする。
※保冷効力とは、室温20℃±2℃において、縦置きにした製品に対して飲み口の下端まで満たした冷水が4℃±1℃になった時に、キャップを嵌めて6時間放置した場合におけるその水の温度。
表面に施された繊細なヘアライン加工は、雄大な川の流れからインスピレーションを得たもの。ステンレス本来の質感を活かすため、あえて塗装やコーティングを施さず、1本ずつ丁寧に磨き上げて仕上げた。
ステンレスを極限まで薄く仕上げる加工技術は、保冷(保温)性に加え、持ち運びに便利な軽量性にも寄与。また、内側にも継ぎ目のないシームレスなステンレスは、飲料の成分が付着しにくく、常に清潔な状態を保ってくれる。再生プラスチック製のキャップ(※)と本体だけの簡素な構成は、取り外しもしやすく、隅々まで簡単に洗えるので、劣化を防いで長く愛用できるのもうれしい。
※現在展開中のTumbler 270ml(ヘアライン、ストリームライン)は、黒塗装を施したキャップを採用。9月1日(火)より、シルバーのヘアライン仕上げのキャップへと仕様変更される。
滝や氷柱といった、有機的な水の流れからインスパイアされた表面加工が優美に映える。独自の成形法と磨きを駆使した凹凸模様に、高度なクラフトマンシップが息づく。
特筆すべきは、表面加工の高度な技術。一本一本、熟練の職人が手作業で仕上げており、ミニマルなフォルムと繊細が表情が、持ち主に他にはない特別感を付与してくれる。なお、今回紹介したデザインは、それぞれ270mlタイプに加え、360mlタイプも用意。秋冬シーズンには、暖かい飲み物用としても重宝するので、自身のライフスタイルや使用シーンに応じて、好みのサイズを選びたい。
自然界における雄大な時間の堆積が生み出した岸壁の岩肌や、周囲に生息する植物の細胞核の幾何学模様がデザインのモチーフ。見る角度によって表情が異なる多面的な美しさを備えつつ、職人による艶消し加工で品の良さも担保する。
問/TSUTSU https://tsutsu.com
掲載した商品は税込み価格です。
Text: Tetsuya Sato