週末の過ごし方
イタリア インダストリアル デザイン界の雄と
日本の老舗工房がタッグを組んだ
バッグブランド「MONTBOOK」とは?
2026.08.19
オンでもオフでも、バッグ選びの鍵となるのは素材感。シンプルであればあるほど、そのテクスチャーの魅力を引き出すのは、秀逸なデザインとつくりの確かさだ。その選択条件をかなえるバッグブランド「MONTBOOK(モンブック)」が、今年本格始動。イタリアの洗練と日本の技が融合した、革の魅力を楽しむバッグに注目したい。
デザインを手掛けるのは、イタリアのインダストリアルデザイン界の実力派、ジュリオ・イアケッティ。イタリアデザイン界の最高峰とされるコンパッソ・ドーロ賞を、今年3度目となる受賞を果たし、作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにも選ばれている。「モレスキン」のアートディレクターや「アレッシ」のプロダクトデザインにも携わるなど、多彩な経歴を持つ。
そのジュリオ・イアケッティのミニマルモダンなデザインを、75年以上にわたるバッグづくりで培った技術を生かし、細部まで緻密(ちみつ)に具現化したのは鞄工房山本。日本独自の文化であるランドセルを、多くの子どもたちに送り届けているバッグ工房だ。ヌメ革の可塑(かそ)性を生かした希少な立体成形の技法や、美しい曲線を生む高い縫製技術を得意とする。イタリアと日本、ものづくりに情熱とこだわりのある両者の思いが結実したモンブックが目指すのは、革の新しい表現を追求し、新しい価値を創造すること。
シグネチャーは木型の裏側に革のシワを集め、釘で止める革吊り込み(ラスティング)で仕上げた「BALTEA (バルテア)」。そして一枚革を時間をかけて木型に沿うよう、革絞り(ウェットフォーミング)で丁寧に成形したバッグ「TONDO(トンド)」。前者はトスカーナのブルガロレザー、後者はそれにコードバンを加えた2素材展開。いずれもイタリアならではの美しいカラー表現が特徴だ。
このほか、しなやかな鹿革をぜいたくに用いた「DEERSKIN(ディアスキン)」も展開。豊富な色展開のなかでも、鹿革の特有の質感を存分に堪能できるブラックは、よりモダンな表情で飽きがこない。
色使いの楽しさは、レザーグッズコレクションでも表現。モンブックのレザーバッグ&グッズは、ジェンダーレスで楽しめるのも魅力だ。晩夏から秋にむけて名古屋と銀座で開催されるPOPUP EVENTで、実際に手にしてお気に入りを見つけてほしい。
MONTBOOK POPUP EVENT
【NAGOYA】
開催期間:2026年8月26日(水)~ 9月8日(火)
開催場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 8階 イベントスポット
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
営業時間:10:00~20:00(最終日は~17:00)
【TOKYO/GINZA】
開催期間:2026年10月2日(金)~10月8日(木)
開催場所:eleventy 銀座店
住所:東京都中央区銀座5-6-16 銀座西五番館1階・2階
営業時間:11:00~19:00
掲載した商品は税込み価格です。
問/株式会社 鞄工房山本 0744-23-0789
https://montbook.jp/
取材協力/株式会社 鞄工房山本
Text:Hiroko Koizumi