旅と暮らし

奇跡の絶景「月の道」が現れる夜。
(宮崎シーガイア・リゾート)

2018.09.20

奇跡の絶景「月の道」が現れる夜。<br>(宮崎シーガイア・リゾート)

スーパームーンやブルームーンなど月にまつわるニュースは世界中で話題となり、多くの人々が夜空を見上げる。月の美しさや神秘的な姿は、昔から人を惹き付けてやまないのだ。日本にも「中秋の名月」という言葉があるように、1年でいちばん美しいと言われる秋の月を愛でる“お月見”の習慣は古くある。

そんな秋の月を、これ以上ないほど神秘的な光景として見ることができるロケーションが日本に存在する。この光景はSNSでも話題となり、幻想的な月の姿を求めて全国から人が訪れると言う。目にした人からは「静かで、幻想的な光景に心が癒された」「まさかあんな光景を見ることができるなんて…」「長い光の筋の美しさに心奪われた」など、感動の声が続々。

奇跡の現象が起こるのは、満月の夜だ。しかも時間は月の出の時刻から30分〜1時間後というわずか30分間。鮮やかなブルーの海は、日没後深い藍色の世界へと表情を変える。そこへ大きな丸い月が静かにゆっくりと昇ると、海上には月に向かってまっすぐに続く光の筋、「月の道」が現れるのだ。

1050_月の道2-クラブツインから

息を飲むほど美しい「月の道」が鑑賞できるのは、宮崎県にある「フェニックス・シーガイア・リゾート」内「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の客室から。太平洋に面した海岸に沿って伸びる広大なリゾート内には、コテージやゴルフ場、テニスクラブや温泉などが広がる多彩な施設が点在、ホテルはそのほぼ中央に位置する。客室は全室東向きのオーシャンビューで、部屋の大きな窓からは、黒松林の緑と雄大な太平洋が一望できる。

「月の道」は、高層階ほど海の奥行きが広くなり、ひときわ長く、まっすぐな光の筋を眺められることから、「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」のなかでも36階以上にある「クラブフロア」の客室は「月の道」を鑑賞するのに最高のロケーションだ。

1050_月の道6-ARCO_月の道カクテル

夏の暑さも落ち着き空が澄みわたる秋から冬にかけては、「月の道」をもっとも美しく見ることができる、まさにこれからが「月の道」を眺めるのに最適なシーズンの到来。満月に合わせて旅のスケジュールを組み、リゾートホテルで「月の道」を鑑賞。これ以上ないほど優雅でロマンティックな夜になるはずだ。

Information
「フェニックス・シーガイア・リゾート」
宮崎県宮崎市山崎町浜山
※詳しくはウェブサイトをご確認ください。
公式ウェブサイト: https://www.seagaia.co.jp/special/moonroad/

「月の道」のスケジュール(満月の日/月の出時刻) 9月25日(火)/18:31、10月25日(木)/18:14、11月23日(金)/17:30、12月23日(月)/17:56 ※満月の日の前後5日間、月の出時刻から30分~1時間後が見頃。

Text:AERA STYLE MAGAZINE

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 折りたたみ自転車が新たな境地に!<br> 「Brompton G Line」という革命。

    折りたたみ自転車が新たな境地に!
    「Brompton G Line」という革命。

    週末の過ごし方

    2025.12.01

  2. 西新橋「栄雅」の熱々餃子でエネルギーチャージ<br> 年末も走りつづけるマッチから目が離せない!<br> マッチと町中華。【第29回】

    西新橋「栄雅」の熱々餃子でエネルギーチャージ
    年末も走りつづけるマッチから目が離せない!
    マッチと町中華。【第29回】

    週末の過ごし方

    2025.11.28

  3. “クラフトビール沼”へようこそ!【第6回】<br>通もにやける、いま飲むべき1本を紹介。<br>「NOMCRAFT Brewing/NOMCRAFT IPA」

    “クラフトビール沼”へようこそ!【第6回】
    通もにやける、いま飲むべき1本を紹介。
    「NOMCRAFT Brewing/NOMCRAFT IPA」

    お酒

    2025.11.27

  4. AOKI銀座本店で体験する、<br>イタリア生地の至宝「REDA」

    AOKI銀座本店で体験する、
    イタリア生地の至宝「REDA」

    スーツ

    2025.12.02

  5. 上白石萌歌、加賀の「時間旅行」へ。<br>界 加賀で、北大路魯山人の〝粋〟に触れる[前編]

    上白石萌歌、加賀の「時間旅行」へ。
    界 加賀で、北大路魯山人の〝粋〟に触れる[前編]

    特別インタビュー

    2025.11.26

紳士の雑学