カジュアルウェア
不朽の名作をヴィンテージ風にリ・エディットした、
『PLUTO』× weberのTシャツ。
2025.07.24
軽装ゆえに着こなしの手数が減るサマースタイルにおいて、主役となるアイテムの代表格がTシャツだ。色柄はもちろん、シルエットや素材使いで魅了するものもあれば、「それ、どこの?」なんて会話をきっかけに、コミュニケーションツールとして機能するものまで、選択肢は数限りない。そこでこの夏おすすめの一枚を、ラグジュアリー/ハイブランドをはじめ、自己表現を後押しするアートT、さらにこだわりのお店のスーベニアTシャツまで厳選して紹介しよう。
Netflixで配信中のアニメシリーズ『PLUTO』と、現在に至るまでのヴィンテージTシャツブームの一翼を担ったクリエイティブ・コレクティブ、ウェーバー(weber)によるコラボレーションTシャツ。『PLUTO』は、手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の一遍であった『地球最大のロボット』を、漫画家・浦沢直樹が現代作品としてよみがえらせたもの。フロントには、ひと目でそれとわかる浦沢直樹描き下ろしによるキービジュアルを大判でプリント。作品自体が、和歌における「本歌取り(ほんかどり)」のような成り立ちゆえ、Tシャツのボディーもオリジナルではなく、あえて在りもののボディーを使用。ヴィンテージの世界における真贋の見極めとなるコピーライトも記載した。現行品でありながら90年代のムードをまとわせることで、ウェーバーが掲げる"Futuristic vintage/未来のヴィンテージ"というコンセプを巧みに具現化している。現在、ウェーバーのオフィシャルサイトおよび完全予約制の実店舗「ウェーバー トーキョー」で販売中。
問/weber https://weber71.stores.jp
掲載した商品は税込み価格です。
Text: Tetsuya Sato