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フィレンツェの異国人 その4 ハンティング・ワールド

2017.08.16

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冒険家でもあるロバート・M・リー(通称ボブ・リー)が1965年にNYで設立したハンティング・ワールド。独自の機能素材バチュー・クロスによって、機能と品質、ラグジュアリーを併せ持つ世界的なバッグブランドとして名を広めた。そしてその世界観をウエアにも展開する。

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半世紀以上の歴史において、初めてピッティ・ウォモでウエアを含む2018年の春夏フルコレクションを発表したのがハンティング・ワールドです。しかもクリエイティブチームのディレクターにはホワイトマウンテニアリングのデザイナー、相澤陽介さんが参加。多国籍なクリエイティビティはまさに現代のピッティ・ウォモを象徴します。果たして歴史で培われたブランドにいかに新たな息吹をもたらすか。期待と注目が高まります。

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ランウェイに登場したのは、アイコニックなオリーブグリーンとそれに調和するイエローのカラーコンビネーション、そしてロゴマークでもあるエレファントの図柄やジャングルカモフラージュ柄など。スタイルは奇抜さを追うことなく、イタリアンメイドのコレクションでありながら、ベーシックなアメリカンスタイルのアウトドアカジュアルであり、バッグと同様にタイムレスに愛用できます。

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相澤さんは、アウトドアギアとファッションスポーツウエアを融合する自身のブランドに加え、これまでモンクレールやバブアー、バートン、アディダスといったブランドとコラボレーションしてきました。そして昨年ピッティ・ウォモに参加した際に本誌の取材に述べた「保守的なトラッドファッションにも新しい風が入っていかないと、守っているだけでは新しい文化が生まれてこない」というコメントが印象的でした。その動きはさらに加速しています。

プロフィル
柴田 充(しばた・みつる)
フリーライター。コピーライターを経て、出版社で編集経験を積む。現在は広告のほか、男性誌で時計、クルマ、ファッション、デザインなど趣味モノを中心に執筆中。その鋭くユーモラスな視点には、業界でもファンが多い。

Photograph:Mitsuya T-Max Sada
text:Mitsuru Shibata

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