紳士の雑学
社内プレゼンテーションを乗り越える必勝Vゾーン
2017.09.13
スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。
社内プレゼンがある大事な日は自分の気持ちを引き締めて、なおかつ上司に説得力を与える着こなしがポイントになる。とはいえ、気合が入りすぎて過剰なスタイリングになってしまうと、かえって悪いイメージを与えかねないので、適度に印象に残る着こなしを心がけたい。
グレーのストライプスーツはシャープで落ち着いたイメージで、どこか頼りがいを感じる。タイはグリーンを基調にいくつかの色が入ったストライプを選び、相手の印象に残るように意識。
ここでポイントになるのが合わせるシャツだ。白いブロード地のシャツだと、タイとのコントラストがつきすぎてしまうし、サックスだとなじみすぎて印象に残らない。そんなときには、クレリックシャツを合わせるのがベスト。タイの主張が上手に引き立ち、バランスのいい着こなしになる。
間違えやすいNG例
ただし、アクセサリーを使ってタイの主張を強調するのはよくない。冒頭にも書いたように過剰なスタイリングになってしまうからだ。ネクタイだけでも十分な主張があるので、コテコテの着こなしにならないように注意しよう。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph:Sunao Ohmori
Styling:Masahiro Tochigi
Text:Yuichiro Tsuji