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夏のタイ選び「5つの視点」 その3 太めストライプ
2018.06.06
クールビズだから、ノータイで。それでもいいけど、タイドアップもやっぱりいい。せっかくニッポンの夏に締めるのなら、おざなりなセレクトではもったいない。トレンドや季節感を、いつも以上に楽しんでいい。
「定番の新定番、今季のストライプは幅広に」
レジメンタルタイやクラブタイと呼ばれるストライプ。ネクタイにおけるベーシックな柄だが、昨今は太めのストライプへの注目が高まっている。それも、色を細かく違えたマルチストライプではなく、色数を抑えたより明確なストライプに。涼しさを求めてライトトーンにたどり着く夏のスーツにおいて、この存在感の強さは頼りになる。単体ではくどそうだが、それがライトトーンを引き締める役割を果たし、むしろバランスがいいというわけだ。
6cmという幅広ストライプは、3色により構成。コントラストがはっきりとした本来主張の強い配色だが、シルクにコットンをブレンドすることで、意外にも軽さがある。¥10,000/ロバート・フレイザー
コットンとシルクを50%ずつブレンドした生地の軽やかさを、クールな配色がより夏顔に見せてくれる。幅広ストライプの存在感に臆してしまうという人には、こんな一本を。¥10,000/ロバート・フレイザー
コットンにシルクをブレンドした生地は、まるでシャツ地のような軽い生地感を披露する。それに加えて、3色の夏色ストライプがタイドアップでもクールビズな雰囲気に導く。¥9,000/ロバート・フレイザー
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問/アイネックス 03-5728-1190
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-up:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)