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夏のタイ選び「5つの視点」 その4 ドット
2018.06.11
クールビズだから、ノータイで。それでもいいけど、タイドアップもやっぱりいい。せっかくニッポンの夏に締めるのなら、おざなりなセレクトではもったいない。トレンドや季節感を、いつも以上に楽しんでいい。
「夏の軽さを、アイコニックなドットで楽しむ」
定番柄のひとつであるドットだが、夏はややサイズの大きなものを選ぶのが面白い。水玉と呼ばれるように、ドットは涼やかな印象を与える柄のひとつ。やわらかさを匂わせる柄でもあることから、初対面の人にも好印象を与えやすい。サイズが大きくなることで、よりそれらの印象は強まるといえる。ただし、配色には注意を。ドットが大きく、加えて派手色だとビジネスには遊びが効きすぎる。ベーシックカラーやトーンを抑えた、引き算的な選択を。
サックスブルーのシャツに好相性な、グレー×ネイビードット。ビジネスにおける定番色の組み合わせとあって、やや大きめサイズのドット柄もポップな印象にならない。¥10,000/ロバート・フレイザー
ジャケットオフでも成立する、表情豊かなインディゴカラー。ビジネスタイとしてはかなり大ぶりなサイズのドットだが、発色を抑えたトーン オン トーンなら遊びが効きすぎない。¥10,000/ロバート・フレイザー
ほかと比べればコンパクトなドット。ベースカラーもベージュとおとなしめだが、よく見ればドットはイエローに。ビジネスタイらしい抑制を利かせながらも、夏をしっかり満喫できる。¥9,000/ロバート・フレイザー
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問/アイネックス 03-5728-1190
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-up:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)