旅と暮らし
シャツやスーツの「シワ問題」。
衣類スチーマーが解決するか?
2018.06.12
シャツだけで過ごす時間が増えるクールビズの季節。雨天が続くこの時期、ジャケットやパンツも張りを失いがちだ。
シャツやジャケット、パンツにシワをつけたまま、プレゼンに臨むなど考えたくもない。ビジネスマンの信頼を揺るがしかねない、この「シワ問題」。時間をたっぷり使えたら解消は難しくないが、時間に追われるなか、そうはいかない。
この「シワ問題」。「時短」をキーワードに考えると、衣類スチーマーがその解決策となりそうだ。
この分野の市場を構築するメーカーのひとつが「パナソニック」だ。パナソニックといえば、今年、創業100周年を迎えた。その歴史をひもとくまでもない、日本を代表する企業である。
今年4月に登場した衣類スチーマーの最新モデル「NI-FS540」。衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばせるから、朝の忙しい時間帯に、アイロン台を出してセットする手間が省けるのが、何よりありがたい。
手早くキレイにシワを伸ばすプロセスは、こうだ。シャツならハンガーにかけた状態で、片手に衣類スチーマーを持ち、もう一方の手でシャツの裾を軽く引っ張りながら、アイロン面を生地に当てていく。襟や袖はアイロン面でプレスしていけばキレイに仕上がる。
ジャケットもハンガーにかけたままの作業で、肘や背中のシワも取れる。クリップで留めるパンツ用ハンガーに吊るして行えば、パンツに折り目をしっかりつけることさえ可能だ。
使用できる素材も幅広く、綿や麻、ポリエステル、レーヨンなら、アイロン面を衣類に当てて使用可能だ。シルクや、ウール、カシミヤ、アクリル、ベルベットなどの繊細な素材は、アイロン面を衣類に直接当てることはできないが、スチームで仕上げることができる。
3倍パワフルスチーム(写真)の採用で、脱臭効果もアップしたNI-FS540。パナソニックが、20代から50代の男女5,000名を対象に行った「加齢臭に関する意識調査」では、「自分の加齢臭が気になる(29.7%)」、「人の加齢臭が気になる(57.4%)」と、自分より他人の加齢臭が気になることがわかった。しかも、「すてきな人でも加齢臭がすると残念」と答えた人が75.6%を占めたというから、衣類スチーマーがもたらす脱臭効果は見逃せないポイントとなる。(調査方法:インターネット調査、調査期間:2018年2月27〜28日)
NI-FS540はアイロン面がフラットだからアイロン台を用いてしっかりかけることも可能な2WAY式だ。約705gの軽量設計や、どの角度でもスチームが出る独自の360°スチーム機能も採用。立ち上がり時間は約24秒と素早く、忙しい朝の時間にもってこいだ。スイッチを切り忘れても安心の自動ヒーターOFF機能もある。小型でスッキリしたシンブルなデザインだから、出しっぱなしにしても部屋のインテリアの邪魔にならない。カラーは、ダークブルーとピンクゴールド調の2色をラインナップする。
ビジネスマンの難敵である「シワ問題」を手早く解決でき、脱臭効果もあるNI-FS540。これからの季節、ビジネスマンの心強い相棒になりそうだ。
「パナソニック 衣類スチーマー NI-FS540」
メーカー希望小売価格:オープン価格
消費電力:950W
注水量:(約)50ml
アイロン面:セラミックコート(フラット形状)
本体寸法:(約)幅7×高さ15×長さ15cm(スタンド含まず)
本体質量:(約)705g(スタンド含まず)
電源コードの長さ:約2.5m
スチーム噴出し時間:連続約4分
カラー:ダークブルー、ピンクゴールド調の2色
付属品:スタンド、専用カップ
パナソニック 家事商品ご相談窓口 0120-878-691
https://panasonic.jp/iron/steamer.html
Text:Haruhiko Ito (office cars)
Photograph:Yoshinori Eto(main)