旅と暮らし

BMW5シリーズ・ツーリングは
ビジネスを成功に導くか?

2018.08.09

BMW5シリーズ・ツーリングは<br>ビジネスを成功に導くか?

BMWが好調だ。BMWグループ全体(全世界)の2018年・上半期における販売実績は、過去最高の124万2507台を記録した。これは、BMW、MINI、ロールス・ロイスを合わせた数字で、前年同期比1.8%のプラス。また、6月度の販売実績23万8920台も6月度の新記録で、同2.7%のアップだ。

BMWブランドだけで見ても、上半期における全世界での累積販売台数は、昨年同期比2.0%増の105万9296台を記録。そのセールスを支えるモデルのひとつが5シリーズだ。上半期、5シリーズは19万1185台が販売され、同14.9%の大幅アップをマークしている。

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その5シリーズは、日本ではセダンが2017年1月に新型がデビュー。ステーションワゴンのツーリングは同年6月に新型が登場し、どちらも注目を集めている。

BMWを語るうえでその走りの良さは欠かせないテーマだ。
輸入車に乗るなら、ぜひ味わってほしいブランドのひとつとして、BMWを挙げることができる。それは走りの痛快さを楽しんでほしいと思うからだ。

運転していると、その楽しさから、このまま走りつづける旅に出ようと思ってしまったり、病み付きの状態を自認したりする。特にエンジンの回転フィールは格別で、中回転域から高回転域へと吹け上がっていく官能は、BMW乗りの特権だ。

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このエンジンフィーリングの美点に、さらにプレミアムという魅力をまとうのが5シリーズだ。なかでもツーリングは幅広い使い方ができる。

ビジネスシーンで、この上質感はメリットとなるだろう。ステアリングを握りながら、その日に臨むプレゼンへの自信と集中力を高めていける。もちろん、クライアントをゲストとして迎えての移動も堂々と快適な時間を提供できる。ビジネスをサポートする良き相棒として腕を振るってくれるはずだ。

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休日となれば、そのラゲッジスペースが、才能を発揮する。ラゲッジルームの容量は570リッターを実現し、最大で 1700リッターまで拡張することが可能。ボタンのワンタッチ操作で倒せる40:20:40の分割可倒式リアシートや、リアウインドーだけを開閉して荷物を取り出せるテールゲートも使いやすい仕様だ。

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ツーリングの各モデルは、いずれも直列レイアウトのターボエンジンを搭載し、523iの2リッター4気筒(184ps、29.6kg-m)、530iに積む2リッター4気筒の高出力仕様(252ps、35.7kg-m)、540iの3リッター6気筒(340ps、45.9kg-m)の3タイプのガソリンエンジンをラインナップ。そしてディーゼルでは、523dに2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン(190ps、40.8kg-m)を搭載する。トランスミッションは8速ATで、540iは4輪駆動システムのxDriveを搭載している。

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運転支援システムのほか、ラゲッジスペース内の荷物の量を自動で判断し、車高を常に一定に保つセルフレベリング機能付きエアサスペンションや、時速約60km未満ではフロントと逆位相に、時速約60km以上では同位相に後輪を操舵するインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングを全車に標準装備する。

そのほか、ディスプレーキーによる遠隔操作で車両を前進させて狭いスペースに駐車を行ったり出したりすることのできるリモートコントロールパーキングなどを設定する(オプション設定)。

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プライスタグは523iツーリングの679万円から(セダンは646万円から)。これは選択肢が広がるという点でありがたいプライスだ。

デザインと走行性能、そしてシーンを選ばない機能と上質さ。それらが高次元で融合されたBMWの5シリーズ・ツーリングは、検討したいモデルのひとつである。

※実際の日本導入モデルと一部の仕様が異なります。
※日本仕様は、右ハンドル。
※価格は消費税込みのものです。

<データ>
車名:BMW 523i ツーリング M Sport
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950×1870×1500mm
ホイールベース:2975mm
駆動方式:FR
エンジン:2リッター直列4気筒DOHC16Vターボ
トランスミッション:8速AT
最高出力:184ps(135kW)/5000rpm
最大トルク:29.6kg-m(290N-m)/1250~4500rpm
タイヤ:前245/40R19、後275/35R19
車両本体価格(税込):¥8,230,000

BMWカスタマー・インタラクション・センター 0120-269-437
http://www.bmw.co.jp

Text:Haruhiko Ito (office cars)

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