旅と暮らし
搭乗した瞬間からフランスを感じられる!
ノルマンディーへの旅はエールフランスで行くのが最善です
2018.10.04
8月初旬から6週連続でご紹介した「ノルマンディー、ロマンチックが止まらない日記」。ノルマンディー地方にご興味をもっていただけた方にもうひとつお伝えしたいのが、旅の楽しさはエールフランスから始まっていたということ。搭乗したのは成田発パリ行きのエールフランス、エコノミークラスでした。
昨年末で日本就航65周年を迎えるエールフランス航空は、現在は羽田、成田、関西の3空港から最大毎日4便を運航。羽田は昼便、そして仕事後に空港に行っても間に合う便利な夜発便(翌早朝パリ着)が、成田と関西の場合は10時台の便に乗るとパリに夕方前に到着。パリからノルマンディーまでは電車でもクルマでも1~2時間なので、その日中にノルマンディーに行けるのが便利です。
ヨーロッパまでのエコノミークラスのフライトはひたすら長く感じることもありますが、今回のエールフランスは思いの外あっという間に到着。飛行機に入った瞬間からフランスのエスプリに包まれて、快適かつ楽しい空の旅となりました。そのメリットを3つのポイントに分けてご紹介します。
①フランスらしいお洒落なデザインで気分がアガる!
シートはネイビーに赤いステッチの入ったスタイリッシュな造りで、各シートには色々な柄の赤いクッションが置かれています。シンプルながら明るさも感じられるデザインは、白?ネイビー?赤がフランス的。単にお洒落なだけでなく、調整可能なフットレストとヘッドレストがあるため、ゆったりと寛ぐことができます。また、テーブルがワイドサイズでパソコンに使える電源ポートもあるため仕事にも集中できます。
食事のメニューなどちょっとしたアイテムもこの通りかわいい! あとエールフランスといえば、クリスチャン・ラクロワがデザインしたキャビンクルーの制服がとてもステキ。紺色のワンピースに大きな赤いベルトが効いていて、フランス的エレガンスが漂います。ちなみに過去にはディオールやニナ リッチもエールフランスの制服を手がけていました。
②すべてのクラスでシャンパンが飲めて食事も充実!
エールフランスでの空の旅は、シャンパンの乾杯からスタートします。エコノミークラスでも食前にシャンパンを含む豊富なドリンクから食前酒を選べるのが嬉しいところ。さらにフランスのチーズと空港内で出発時間に合わせて焼きあげたパンを提供。ワインはエールフランスが厳選したフランスワインなので、ついつい杯が進んでしまいます。
また、知っておくべきはエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスでオーダーできる有料のア・ラ・カルト ミール。事前注文制となっており、日本発は3種類、パリ発では5種類のメニュー(13?28ユーロ)が揃っています。例えばパリ発ではフランスの人気シェフ、ジャン・アンベールが手がけるメニューもあったりして、注文すれば空の旅がいっそう楽しくなることは間違いありません。
③モニターがハイテクでエンターテインメントが充実している
第一回目のノルマンディーの記事でも書いたのですが、エールフランスはモニターに内蔵されているフライトマップが面白い。多種のフライトマップやコックピットに設置されたカメラ画像を見ているだけでワクワクしてきます。
エンターテインメントも充実で、プログラムは計1200時間以上。フランス映画のラインナップが多いのはもちろん、AIRFRANCE MUSICでは独自のセレクションによるフランスのアーティストの曲が揃い、到着前からフランスカルチャーを体験できます。
https://music.airfrance.com/en/404
加えて関西の方に耳寄りなのが、今年の6月から最新鋭機のボーイングB787-9が毎日運航していること。機内の気圧が常に高度6000フィートの状態に保たれ、身体に優しい環境となっています(一般的な航空機では8000フィート)。すべてのキャビンで有料Wi-Fiに接続でき、空の上でgmailやSNSを利用できるのが助かります。
以上、エールフランスのエコノミークラスのメリットでした。せっかくのフランスへの旅は、搭乗から帰国までフランス気分にどっぷり浸れるエールフランスが満足度が高い。エールフランスで行くノルマンディーへの旅で、フランスをもっと好きになる。そんな体験が待っていますので、ぜひ旅の計画をたててみてくださいませ!
プロフィル
大石智子(おおいし・ともこ)
出版社勤務後フリーランス・ライターとなる。男性誌を中心にホテル、飲食、インタビュー記事を執筆。ホテル&レストランリサーチのため、年に10回は海外に渡航。タイ、スペイン、南米に行く頻度が高い。最近のお気に入りホテルはバルセロナの「COTTON HOUSE HOTEL」。Instagramでも海外情報を発信中。