旅と暮らし
おもてなしゴルフのススメ。
STEP3 格別の美味と時間でおもてなし
2018.10.11
気分を高める体験をどれだけ盛り込めるか。それが「おもてなし」の極意。味わったことのないアメージングなゴルフ体験は、男女を問わず、最高の時間となる。万全の準備で臨んだ「おもてなし」は、相手の記憶に強く刻まれる。
アフターゴルフでいかに至福の時間を提供できるかも大切だ。温泉やレストラン施設、そして宿泊なら部屋のグレードまで考えると、アッパークラスのホテルを選びたい。ゴルフコースと隣接するホテルを選べば、ゴルフウエアのままホテルに戻れる。時間の余裕は、心のぜいたくをもたらしてくれるものだ。
ディナーでは、もちろん、相手の好物や不得手な食材などの情報を事前にチェックし、レストランに伝えておく心配りを。そして、シェフがこだわり抜いた山海の幸を組み込んだ自慢のフルコースのメニューをチョイスするのがいい。ひと皿ひと皿に感動と驚きにあふれた最高のディナーとなるはずだ。
TIPS!
アフターゴルフのスタイルで、バッグ選びは盲点になりがち。チェックイン時は上品なトート、食事の際はクラッチなどとスマートに使い分けたい。
こんなおもてなしは嫌だ!
【グルメ気取りの「 冗舌」は犬も食わない】
フレンチでもイタリアンでも、レストランに足を運ぶ機会の多い食通となれば、食材の知識も豊富だろう。しかし、知識をひけらかすのは、見ていて気持ちのいいものではない。ましてやそれが半可通では目も当てられない。
<訪れた場所>
箱根仙石原プリンスホテル
四季折々に表情を変える仙石原の豊かな自然の中にたたずむリゾートホテル。2015年のリニューアルオープンで、癒しの空間にさらに磨きをかけた。「自然と呼応するモダン温泉リゾート」をデザインコンセプトに、寄せ木細工をイメージした内装の温泉露天風呂を新設。すべての部屋から雄大な箱根外輪山の山並みと、名門ゴルフコースが望める客室は、安らぎと快適性に満ちた寛げる空間へと一新している。窓外に雄大な自然が織りなす眺望が魅力のレストランも備え、充実の施設を揃える。隣接する大箱根カントリークラブでのゴルフをはじめとしたアクティビティや、美術館などの観光の拠点として、ぜひ一度、訪れてみたい上質なホテルである。
箱根仙石原プリンスホテル 0460-84-6111
https://www.princehotels.co.jp/hakone-sengokuhara/
Photograph:Tetsuya Niikura (SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa (TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up:Tazuru Takei(&’s management)
Illustration:Kenji Kitamura
Edit & Text:Haruhiko Ito (office cars)